結城浩の日記(2001年10月)

目次

2001年10月31日 (水) - 仕事

[DP/2] 9個目のお話を、ゆっくり丁寧に書いていく。 ちょっとしたミスが見つかり、よりよい解法が見つかる。 とても楽しい。9個目のお話を書きながら、 12個目のお話——最後のお話——のことも視野に入れる。 別に推理小説を書いているわけではないけれど、 伏線というものはやはり必要だ。 その章の文脈の中で語るべきことは語っておく。 ところがその内容は、その章だけで終わるのではなく、 他の章の、一見まったく異なる部分とうまく呼応し、共鳴する。 そんな本が書けるといいのだが。

文章が、 あっちの章やこっちの節と響きあって、 豊かな広がりをもった和音となっていく。 深く知的な喜びを生み出す。 うまく一言では表現できないけれど、 部分は美しく、全体も美しい。 無駄なものはなく、大きな何かが構築されている。 最初は無駄なもののように思われたものまでが、 意外な趣を添えている。

…そんな本を書きたい、と願っている。

創り主なる神さまが御手を触れてくださいますように。

2001年10月30日 (火) - 仕事

[DP/2] 8個目のお話がやっと形になってきた。うれしい、うれしい。感謝、感謝。 パターンのお話を順番に書いてきて、だいぶ「積み上がってきた」だろうか。 パターン同士がすこしずつオーバーラップして、互いに関連し合い、絡み合い、 グ、グッと引き締まってきたみたい。うれしー。

レビューアのみなさんとのメールのやりとりは、 現在867通になりました。感謝します。 私が「ここはいまいちかなあ」と書いた部分に対して「いやそんなことはない」という返事をもらったり、 私が思いついた練習問題に対して「これ、引っ掛け問題みたいで面白くない」という指摘をもらったり。 とても勉強になります。感謝、感謝。

…仕事中…

というわけで、8個目のお話が何とかまとまったので、 今晩レビューアの方々にお送りすることにしよう。 感謝、感謝。

専門学校の講師の方からメールをいただく。 「いつもテキストとして採用させていただいております。 …内容も理解しやすくメリハリがあって楽しいストーリーですね。 …何かを文章化するのは大変なお仕事ですが頑張ってください」とのこと。 ご採用ありがとうございます。 教えていて気になった部分や、 生徒さんの反応なども、 お時間があるときにぜひご教示ください。 よろしければ以下のページもどうぞ。

2001年10月29日 (月) - 仕掛け / 増刷感謝

「仕掛け」は、Microsoft Internet Explorer 5.xで結城のサイトを「お気に入り」に入れるとわかります。

[JB] 『Java言語プログラミングレッスン』が増刷されるとのこと、 みなさんの応援に感謝し、神さまの恵みに感謝します。

[DP/2] 8個目のお話をまだ書いている。書き書き。

メールといえば、 今日、お母さんから「初めてのメール」が届いた。 なんだかうれしい *^_^*。

2001年10月27日 (土) - 『ヤベツの祈り』 / 『レフトビハインド』

はちこさんが翻訳した『ヤベツの祈り』をご紹介。

それから、全米で650万部を突破したベストセラー小説『レフトビハインド』もご紹介。

2001年10月26日 (金) - 仕事 / 日記ダイジェスト更新

[DP/2] 8個目のお話を書いている。 サンプルプログラムと解説と図を全部書いてから問題点が見つかり、 全部やりなおし。 でも、やりなおしてから、やっぱり最初の方が正しいことに気がつき、 もう一度全部やりなおし。 やれやれ。

日記ダイジェストを更新しました。2001年3月分。

2001年10月24日 (水) - 回文

今日、道を歩いていてふと思いついた回文。 「薬のリスク

先日、yomoyomoさんからメールで教えていただいた回文。 「ひなげしのたくさん咲く地区散策楽しげな日

2001年10月23日 (火) - 仕事

[DP/2] 6個目のお話が書けたので、今晩レビューアに送付しよう。 これでだいたい半分くらいまで来たことになる。感謝、感謝。 皮算用をしてみると、何とかクリスマスまでには脱稿できるだろうか…。 って、去年も同じようなことを書いていたはず。 (ごそごそ) あ、去年はちょうど今ごろ『Java言語で学ぶデザインパターン入門』の レビューア募集開始をしてたのでした。

[DP/2] ぱたぱたと仕事をしているうちに、 何とか7個目のお話も書けたので、 これもレビューアに送付しよう。 感謝、感謝。

レビューアへは、1章を2通のメールに分割して送っている。 今晩送る4通を含めると、レビューアに送ったメールはNo.0〜21の22通となる。 レビューアとのメールのやりとりは約670通。 みなさん、ありがとうございます。

2001年10月22日 (月) - わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です

今日も、たいへん充実した一日でした。 6つ目のお話はいつレビューアに送れるのだろう…。

今日聖書を読んでいたら、 「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です」(ヨハネ15:5より) という個所が目にとまりました。 イエスさまがぶどうの木で、わたしたちが枝。 そしてイエスさまにとどまる(イエスさまへの信仰を持ち、 そこから離れない。聖書のことばに従い、そこから離れない)。 私たちがイエスさまにとどまり、イエスさまが私たちの中にとどまるなら、 「多くの実」(ヨハネ15:5より)を結ぶのだそうです。 これは聖書の言葉だから真実です。 「多くの実」を結ぶ、っていいなあ。

人生で豊かな実を結ぶことができたら、それはすばらしいことですね。 愛の実を結ぶ。喜びの実を結ぶ。信仰の実を結ぶ。 イエスさまがぶどうの木で、わたしたちはその枝。 確かに、枝が実を結ぶためには、ぶどうの木につながっていなければならない。 ぶどうの木から離れてしまっていては、実を結ぶどころか、枯れてしまうではないか。

イエスさまは、ぶどうの木。 わたしたちは、ぶどうの枝。 そうか、それなら、たとえ多くの実を結んだとしても、いばることはできない。 自分がやった、なんて偉そうなことは言えませんね。 だって、枝に力があるわけではないもの。枝は木につながっていたから実を結ぶことができたにすぎない。 枝が、自分だけで実を結べるわけではない。

イエスさまは、ぶどうの木で、わたしたちは、ぶどうの枝です。 あっ、それなら、他の人が多くの実を結んだとしても、ねたむにはおよばない。 その人も、枝にすぎないのだから。 すべての栄光は神さまにお返ししよう。 他の人が実を結んでも、 それをあたかも自分のことのように喜べるではないか。 そして自分が何らかの実を結んだとしても、 それを(自慢するでもなく、卑下するでもなく)喜べるではないか。

わたしたちは、イエスさまの枝です。 いつもイエスさまにとどまり、聖書のみことばにとどまりましょう。

わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。 人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、 そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、 あなたがたは何もすることができないからです。 だれでも、もしわたしにとどまっていなければ、 枝のように投げ捨てられて、枯れます。 人々はそれを寄せ集めて火に投げ込むので、それは燃えてしまいます。 (ヨハネ15:5、15:6)

2001年10月21日 (日) - Java言語による主の祈り

以前、本家Wikiに「Java言語による主の祈り」をLordPrayerInJavaとして書いておいたら、 いつのまにか、たくさん(さまざまな方向への)コメントが…。

2001年10月20日 (土) - 仕事

[JN] JXTAのサンプルプログラムを作り始める。

[DP/2] 昨晩、5個目のお話をレビューアへ送付。 今晩から、6個目のお話を書き始める。 今回は12個のお話を書こうと思っているので、 そろそろ半分かな。 章ごとの構成が形になってきて、 だんだんペースが上がってきたみたい。 とても、とても面白い。 小さいけれど、本質を突いていて、 実際に動作するプログラムって何て可愛いんでしょう。 レビューアの方々からのメールも、読んでいて楽しい。 あたたかい応援からするどい指摘まで、 バリエーション豊かなメールがやってきて、 とても嬉しい。 レビューアのみなさん、ありがとうございます。 レビューを忘れて楽しんで読んでいます、 というレビューアの方もいらっしゃるようで、 書いている身としても喜ばしい限り。 そういえば、 いつもだったらそろそろ左手が痛くなるんだけれど、 今回の本に関しては痛くならない。 きっとみなさんが祈ってくれているからでしょう。 みなさんに感謝し、神さまに感謝します。

2001年10月19日 (金) - 仕事 / よい文章を書くために

[DP/2] いまは、5こ目のお話を書いています。 とても熱心に、心を込めて書いています。 乗り物に乗っているときも、道を歩いているときも、 ずっと「いま書いているお話」のことを考えています。 これまで書いた部分を思い返して、うまく書かれていないところがないかを調べたり、 これから書く部分を思い浮かべて、どう書いたらよいだろうかと考えたりします。

よい文章、わかりやすい文章を書くのは、 そんなに難しいことではありません。 よい文章を書こう、わかりやすい文章を書こう、と考え、 それを心にいつもとめておくのです。

文章を書くときに大切なのは、 書こうとしているものについてよく考えることです。 そしてその文章を読む人のこともよく考えることです。 決して、自分のことを偉く見せようとしたり、 賢く見せようとしたりしてはなりません。 また、読む人に感動させようとか、 ましてや読む人をだましたり出し抜いてやろうと思ったりしてはなりません。

たくさんの時間を使って、繰り返し繰り返し、自分の書いたものを読みます。 読み返して、読み返して、 よくないところを見つけ出し、それをよりよい文章に置き換えていくのです。 手を抜いてはいけません。特に、自分の都合で手を抜いてはいけません。 読む人の代わりにする苦労を惜しんではいけません。 けれども自分が頑張っていることを示すためだけの苦労をしてはいけません。 自分が苦労することで、読む人が楽になるのなら、 読む人がより読みやすくなるのなら、惜しまずに苦労しましょう。

よい文章を書くのには時間がかかるものですが、 そういうものなのですから、うまずたゆまず時間をかけましょう。 しかし時間をかけることが自己満足にならないようにしましょう。 いつまでも文章をいじりまわし続けるのではなく、 きちんと見切って、次に進みましょう。

1人の力で文章が書けると思ってはいけません。 それは偽りです。 自分に命を与えてくださる神さまがいらっしゃり、 自分を支えてくださる多くの人々がいることを忘れてはいけません。 思い上がるのでもなく、自分を見下すのでもなく、 自分のことをそのまま認め、すべてをイエスさまにお任せし、 今日の一歩を進め、すべてのことに感謝するのです。

2001年10月19日 (金) - 科学と信仰

先日「プログラマであることとクリスチャンであることは何か関係があるか」という種類の質問を受けました。 うーん、どうでしょうか。あまり直接的な関係はないように思いますが。

信仰を持った科学者の姿の実例が、 はちこさんの日記(2001年10月17日)に登場するのでご紹介。 ちなみに、科学者とは、はちこさんのご主人のことです。

2001年10月16日 (火) - 仕事

[DP/2] 4個目のパターンをレビューアに送付。

2001年10月16日 (火) - inheritance anomaly

Alice: オブジェクト指向のうまみは「継承」「委譲」にありますね。

Bobby: でもマルチスレッドになると「継承異常」が問題になるんだよね。

2001年10月15日 (月) - 「ロバ耳」紹介

先日メールでインタビューされた内容が記事になったようですのでご紹介。 「ロバ耳」の記事です。よろしければどうぞ。

2001年10月15日 (月) - 疲労

少々疲労。

2001年10月13日 (土) - 散歩 / 仕事

今日は家内が一日お出かけ。

午前中、私は次男を連れてゴムのサッカーボールを持って公園に散歩。 暑いくらいの晴天。ボールを転がして遊んだり、キックしたり。 次男は低いコンクリートブロックに腰掛けて、自分の隣の場所をぽんぽん、 と叩いて「こっち、おちゅわり、ちよー」と言う。隣に座って、というわけだ。 仰せのとおり、隣に座る。2人で何をするでもなく空の雲を見たり。あ、飛行機。

夕方は、次男を連れて(長男は友達と遊んでいるのだ)コンピュータショップに出かける。 次男はトレインシミュレータを見て「ちんかんちぇん、ちんかんちぇん!」と興奮する。 年賀状ソフトがもう売っているのを見て驚く。

[DP/2] 4つ目のお話を書き始める。 それから章扉のイラストも描く。 レビューアからのメールを楽しみつつ読む。 感謝、感謝。

2001年10月12日 (金) - ハーボット

ハーボットのサービスが正式スタートしたようだ。 なぜかサムエルくんのカウンタが少なくなっているけど。 心なしか、サムエルくんがパネルを上げるスピードが速くなっている。

[DP/2] というわけで、3つ目のお話をレビューアに送る。 感謝しつつ。

2001年10月12日 (金) - 仕事 / 理解する喜びを伝える

[DP/2] 3つ目のパターンを誠意執筆中。 たぶん、もうすぐ、レビューアに送付できる、はず。

以下、ライティング・ハイになって書いている文章。

マルチスレッドのプログラミングって、パズルみたいでとっても面白い。 「スレッドが1つ」というのが「2つ以上」になっただけで、 どうしてこんなに複雑で難しくなるんだろう。驚くばかりだ。 マルチスレッドって、オブジェクト指向と似ていて、 面白いんだけれど、つかみどころがないような、どこかぼんやりしたようなイメージがある。 けれど。 登場する1つ1つの概念をていねいに解きほぐす。 具体的なプログラムを手がかりに、きちんと整理しなおす。 そうやっているうちに、 心の中にぼんやりと描いていたイメージが焦点を結び、 「なるほど、そういうことか!」 という瞬間が訪れる。エウレカ!の瞬間である。

もちろん、そういうのは、 自然科学の新発見や、新しい定理の証明などとは異なる。 マルチスレッドという仕組みは、 賢い人たちによって生み出され、すでに構築されたものだ。 つまり、本当の意味で何か大発見をしているわけでは、ない。 けれど、けれども、そんなことはどうでもいい。 いままで、自分がわからなかったことが「わかる」という瞬間はとても甘美なものだ。 おまじないのように「理屈はわからないけれど、こうする」というのではなく、 「あっちがああなっているから、こうするのだ」と判断できたときの喜びは大きい。

「本を書く」というのは「教える」ということだ。 そして「教える」ためには、教える側がまず理解していなければならない。 本当に理解したとき、そこには大きな喜びがある。 教える側はその大きな喜びを伝える義務がある。

喜びつつ教える。

喜びつつ本を書く。

学ぶ人に理解してもらうために。

読む人に喜びを伝えるために。

2001年10月11日 (木) - 仕事

[DP/2] というわけで、2つ目のパターンを書き上げて、レビューアに送付。 もう2つ目なのか、やっと2つ目、なのかはわからないけれど、 現在のところ、とても順調である。感謝、感謝。 恵みを与えてくださる神様に感謝し、私のために祈ってくださるたくさんの方々に感謝します。 それから、忙しい中を縫って非常に熱心にレビューしてくださるレビューアのみなさんにも、 心から感謝をいたします。

パターンは2つ目なんだけれど、これまでにレビューアに送ったメールは12通(約230KB)。 レビューアとのやりとりのメールは、事務連絡も含めて約400通以上になっている。

2001年10月10日 (水) - NeverLandの問いに答える

NeverLand(ゲーム会社)の就職希望者向けアンケートの最後の質問に答える、 というのが流行しているらしいので、やってみる。 要するに、単語を分類するらしい。

■良く知っているもの

/ 萩尾望都 / 藤原カムイ / COMモデル / BMPファイル / 聖書 / エッシャー / インターネット / ピカチュウ / シュルレアリスム / ブラームス / ブリューゲル / ドストエフスキー / ドメイン・ネーム・サーバー / シャガール / 竹宮恵子 / シュレーディンガーの猫 / 電子工学 / API / 手塚治虫 / ウィンドウズ / レンブラント / トリックアート / 正規分布曲線 / スターウォーズ / HTML / 時計仕掛けのオレンジ / つげ義春 / 奥村晴彦 / マッド・アマノ / アールヌーボー / ウィンドウズNT / カーニハン / H.R.ギーガー / シャガール

■知っているもの

/ ギリシア彫刻 / 禅 / 夢枕獏 / ステンドグラス / トマソン運動 / マイセン磁器 / マルキ・ド・サド / フロイト / 大統一理論 / エコロジー / ファンタスマゴリア / ミュシャ / 古代オリエント美術 / ネットウェアーサーバー / 量子力学 / 仏教思想 / グインサーガ / ベジェ曲線 / ガロ / Be−OS / VRML / エッチング / ゴジラ / キリスト教美術 / ジャン=ジャック・ルソー / カラヤン / ユトリロ / ILM / マチス / ゴーギャン / リトグラフ / ゴッホ / オシロスコープ / ジョン・ウィリアムス / ソラリス / スタートレック / Delphi / Mac−OS / グスタフ・マーラー / フーリエ変換 / キューブリック / ルオー / ルネ・マグリット / ロマン派 / インダストリアルデザイン / ガウディ / アダムスキー型UFO

■興味あるもの

/ フォトショップ / ルネサンス / タイポグラフィー / ミニマルアート

■聞いたことがある程度

/ からくり人形 / ビートルズ / 建築デザイン / 建築設計 / ウィリアム・ギブスン / 日本庭園 / テクノ / ウォーターフロント / 小室哲哉 / 投機実行 / ショーペンハウアー / アメリカ現代美術 / 医学 / 安彦良和 / エアロスミス / 押井守 / ドールハウス / マイケル・ジャクソン / インフレーション理論 / エル・グレコ / 七宝焼 / アール・デコ / 澁澤龍彦 / インダストリアル・ライト・アンド・マジック / 政治 / ステンドグラス / ガラス工芸 / イスラム美術 / 流体力学 / ヘンリー・ミラー / フィギュア / コスプレ / 伊万里

■分からない

/ なかむらたかし / 454カスール / たったひとつの冴えたやりかた / ル・コルビュジエ / アンディ・ウォーホル / フィル・ティペット / インコグニート / 沖浦啓之 / Glide / 所幸則 / フォッケウルフ / ルドウィッチ瓦 / ジェリーゴールドスミス / ペーター佐藤 / キースヘリング / フランク・ロイド・ライト / キャラメル・ボックス / マッハバンド / 山下将仁 / スチームパンク / ミーカンパニー / バスフィッシング / インテリアデザイン / カラシニコフAK47 / TGAファイル / テープストリーマー / カルチャークラブ / うつのみやさとる / Eidosインタラクティブ / カタンの開拓者たち / パゾリーニ / ジェーンズ年鑑 / ジョージ・マイケル / グーローシェーディング / ユイスマンス / VL−Bus / アダルト・オリエント・ロック / 丸尾末広 / アレハンドロ・ホドルフスキー / ジョン・レノン / フュージョン / アン・マキャフリイ / エミール・ガレ / 金田伊功 / 現代思想 / 木造建築 / F−22 / ガレ・マイセン / 『デザインの現場』 / ツェメリットコーティング / フィリップ・K・ディック / ベビーフェイス / クラフトデザイン / ピラネージ / ルネ・ラリック / デニス・ミューレン / 航空工学 / モンド・グロッソ / ジョサイヤ・コンドル / エクース / 安藤広重 / 黄瀬和哉 / コルトSAA / 加藤洋之 / D&D / 岩井俊二 / 古内東子 / サラ・ベルナール / アンドリュー・ロイド・ウェーバー / 2ウェイセットアソシエイティブ / djhonda / フィリップ・グラス / ドローイング / ELP / スカイウォーカーサウンド / ノーマン・ロックウェル / VFX

2001年10月9日 (火) - 多忙脱出

たいへん忙しい一日が終了。 今晩は、のんびり楽しく執筆さ♪

2001年10月9日 (火) - 多忙

たいへん忙しい。

2001年10月6日 (金) - Perl程式設計入門與應用

『Perl言語プログラミングレッスン』入門編の中国繁体版が翻訳・出版されました。

対訳:

それでは、Perlのプログラミングをお楽しみください!

最後、祝各位読者能快楽地優游在Perl程式設計的世界!

2001年10月5日 (木) - 仕事

[DP/2] 夜中、レビューアに原稿送付。

眠いか?子猫、皆無ね。(回文)

2001年10月4日 (木) - 仕事 / 回文

[DP/2] 今日も今日とて原稿執筆。 すごくいい感じ。 例によって長くなりつつあるのが気になるが、 だいぶまとまってきた。 あと2日くらいでレビューアへ送れるかもしれない。

説明をはしょったところには、嘘がまぎれている可能性がある。 いつも、というわけではない。現在の文脈からは不要な情報である場合もあるから。 必要以上に情報を盛り込んでしまうと、読者の目をくらませてしまう可能性がある。 秋葉原の電気街のビル広告のように派手派手な文章にしてしまうと、 本当に大事な部分は何なのかを見失わせてしまうことになる。

しかし、説明を省略しないように努力するのはいいことだ。 最悪、説明を要求されたら説明できる状態に自分を持っていった上で 記述を省略するのはよいことだ。 どんな簡単なことでもおろそかにせず、丁寧に愚直に説明を試みるのはよいことだ。 文章が持つ論理構造、文章が持つ内在律が、自分の理解の足りない部分を教えてくれるからだ。 きちんと書いてみよ。そうすれば自分が何を知らないかがわかる (これは、まるで主の祈りのようだ)。

レビューアからの返信もぞくぞくやってくる。 面白い、面白い。 自分が書いた文章を読んでくれる人がいるって、励みになるものですね。 感謝、感謝。

長男「ねえ、お父さん、あそぼ」
 私「じゃあ、『上から読んでも下から読んでも同じ言葉』を作ろう」
次男「しりあるーたべゆー!しりあるーたべゆー!」
長男「『しんぶんし』とか?」
 私「そうそう。『軽いイルカ』とかね」
長男「ポケモンの『キリンリキ』もそうだね」
次男「ぎゅーにゅーいれてー!ぎゅーにゅーいれてー!」
 私「そうだね。あのポケモンは姿も回文だ。
   こういうのもあるよ。『軽い機敏な子猫、何匹いるか』」
長男「はあ?」
    (…紙を持ってきて書き始める)
長男「か・る・い・き・び・ん・な…。ほんとうだ!」
 私「もっと長いのも作れるね。『軽い機敏なキリンリキ、何匹いるか』」
次男「もっとたべゆー!もっとたべゆー!」
家内「何やっているの?」
長男「これ、反対から読んでも同じなんだよ」
次男「ぎゅーにゅーいれゆ!じぶんから!じぶんから!」
家内「か・る・い・…。ほんとう! あなた、これ、考えたの?」
 私「いや、私が考えたんじゃない。本に載っていたのを暗記してただけ」
家内「何でそんなの暗記しているのよー(爆笑)」
次男「(牛乳入れたシリアルを全部ひっくり返して)ぼとぼとー!ぼとぼとー!」

2001年10月2日 (火) - 仕事 / 増刷

[DP/2] 今日も今日とてマルチスレッド。 単純なことでも、きちんと説明するのは大変なことだと思う。 頭の中で「フンフン、こういうことだね」と思っているのと、 実際に言葉(特に書き言葉)として表現するのとの間には天地の開きがある。 本を書くというのは、何冊書いたとしても毎回がある種のチャレンジだなあ…。 レビューアからどんどんレビューが返って来る。すごく面白い。 感謝です…。

そうそう、 『Java言語で学ぶデザインパターン入門』が、また増刷になる予定です。 これで早くも3刷になる。すごいペース。 恵みを与えてくださる神様に感謝し、読者のみなさん、 応援してくださるみなさんに本当に感謝します。 傲慢な思いにとらわれたり、売れることばかりに気をとられるのではなく、 いつも初心に返って、さらに祈りつつ、読者のことを考えつつ仕事をしていかなくては。 感謝します!

2001年10月2日 (火) - ミニ・サイト案内

最近、結城のサイトへ来た方のための、ミニ・サイト案内。

2001年10月2日 (火) - XSLTのお勉強

次男の鼻が詰まっていて、夜中に号泣。 なだめたり、背中をさすったり、リンゴジュースを飲ませたりしているうちに、 目がさえてしまった。

せっかく「絵本を読むときのパターン・ランゲージ」をXMLで書いたので、 XSLTを使っていろんな切り口で表示させてみようと思った。 で、XSLTをちょっぴり勉強…。 こんな感じになりました。

最後の(D)で、 1つのXMLファイルから、一覧や、tableや、本文が抽出・生成されている様子がわかるでしょうか。 まだXSLT勉強不足のため、(C)の記述がいま1つ「もたくた」しているのがとても気になるが、 それはおいおい勉強しよう。 特に気になっているのは、 pref要素の抽出のxsl:if文と、 出力先HTMLファイル名(output.html)が直接XSLに書かれている部分。 絶対もっとちゃんとした書き方があるはず。 まあ、とりあえず、公開、公開っと。

でも、XSLTでパターンマッチのプログラミングを行う、 っていうのは普通のプログラミングよりずっと難しいように感じる。 違う頭を使っている感じ。 awkか、Prologでプログラミングしているみたい。

あ、そうそう、上記の(D)を作るコマンドラインは(Xalanをインストールした上で)、 こんな感じでした。

set CLASSPATH=.;/library/apache.org/xalan-j_2_0_1/bin/xalan.jar
java org.apache.xalan.xslt.Process -XSL alexstyle.xml -IN ehonalex.xml -OUT output.html

XSLTを勉強するのにいちばん参考になるのは、やはりW3Cのサイトのようです。

2001年10月1日 (月) - 仕事

[DP/2] 気がつくと10月。 新しい章をレビューアに送付準備。今日中には送れるだろう。