2002年9月

結城浩の日記

目次

2002年9月30日 (月) - 仕事

[PI] C MAGAZINEの連載原稿、何とか書き上げて送付。

2002年9月29日 (日) - 礼拝

礼拝。

今日は聖霊様が触れてくださったのか、 礼拝中に涙がぼろぼろとこぼれてしかたがなかった。 それは、感謝の涙なのか、感動の涙なのか、よくわからないのだけれど、 泣いているうちに、何だか涙でいろんな思いが洗い流されるような気持ちになった。 私は本当に小さな存在で、弱い弱い存在で、 ちょっと何か出来事が起こるとすぐに悩み果てたり考え込んだり、不安の雲に覆われたりする。

けれども、神さまはそんな私もあわれんでくださっている。 イエスさまはそんな私の弱さのために十字架にかかってくださった。 そのことをもう一度思い返した。 ああ、いままで何度も何度も思い返しているのだけれど、さらにもう一度、ということだ。

永遠の時間について考える。 この世で生きている時間はほんのわずかだ。 この世で肉体を持って生きている時間はほんのわずかだ。 けれども肉体が命を終えた後にも、永遠の時間が続いている。 私には天国に入る資格はないけれど、 イエスさまが引き入れてくださる。 聖書にそう書かれているからだ。 だから、実存の一番深いところの問題はすでに神さまによって解決がついている。 そのことは何と大きな恵みだろう。

20代はすでに過ぎ、30代も終わろうとしている今、 クリスチャンになってからの日々を振り返る。 そのとき、私は「ああ、クリスチャンになってよかった」「イエスさまを信じることができてよかった」と思う。 これもまた誤解される危険があるから書いておくけれど、 クリスチャンになる資格があってなったわけではなく、 それはひたすら神さまの哀れみと恵みによるのだ。

20代の ある時、私が「決心」することができた。 それは確かに私が決断した一歩かもしれないけれど、 そのために多くのクリスチャンの背後の祈りがあったはずだ。 そしてもちろん神さまのご計画がそこにあったと思う。 ずっと、ずううっとイエスさまは私の心の扉を叩いていておられたのだ。 私は、自分勝手に・自分の思い通りに生きようとすることで必死になっていて、 イエスさまのノックの音が聞こえなかったのだ。 いや、聞こえていたのだけれど、聞こえないふりをしていたのかもしれない。

20代に洗礼を受けて、私の生活はずいぶん変わった。 いや、私の生活を襲うさまざまなトラブルや人生における困難が変わったわけではない。 変わったのはまわりではなく、私自身だったのだ。 そして、苦しくてしょうがないときも、うれしくてたまらないときも、 呼びかける「あのかた」がいらっしゃることは何と大きな恵みでしょうか。

この日記の読者には、いろんな方がいらっしゃるでしょう。 いま苦しみのうちにある方、 病を負っている方、 誰にも言えない秘密に押しつぶされそうになっている方、 将来の不安に悩んでいる方、受験生、人間関係(会社・恋愛・家族・親戚・近所づきあい・介護…)で壁にぶつかっている方、 過去の失敗や取り返しのつかない出来事で悩んでいる方、人生に喜びや希望を見出せないでいる人… いろんな方がいらっしゃると思います。

この天地をお創りになった神さまの御もとにいきましょう。 私たちには聖書を通して神さまの愛が語られています。 私たちがいくら弱くても、いくら罪深くても、何度トラブルを起こしたとしても、 イエスさまの十字架にすがりましょう。 人間にはできなくても、神にはどんなことでもできるのです。 神さまは私たちの想像をはるかに越えた恵みを信じる者に与えてくださいます。

疑う者ではなく、信じる者になりましょう。 シニカルにえらそうなふりをするのではなく、素直に幼子のようになってイエスさまの前に行きましょう。 そして自分の罪を悔い改め、神さまに心を開き、イエスさまからの愛をたっぷりと受け取りましょう。 自分の過去に引きずられるのではなく、 他の人の目を気にするのではなく、 いま、ここで、神さまの前に、自分の心からの祈りを注ぎだしましょう。 すべてをご存知の神さまの前で、気取りや隠し事をするのは無駄なことですから、 すべてを神さまにさらけ出しましょう。

いままで祈ったことのない人は、祈り方を知らないかもしれませんけれど、 神さまは、あなたの真実の叫び、心からの叫びをきっと聞いてくださいます。 あなたが神さまの愛に触れ、イエスさまを信じることができますように。 あなたが現在かかえている問題が、イエスさまによって一掃されますように。

2002年9月27日 (金) - 情報交換会

昨晩は、編集長さんたちと情報交換会+食事会。 いつか書こうと思っている本の目次(章立て)を用意して、 編集長さんたちの意見を聞く。 きちんと聞いてくださる方を前にして、 自分のやりたいことを話すのはとてもよい経験になる。 話しているうちに、自分のやりたいことが明確になるし、 それまで思いつかなかった可能性が見つかったりするからだ。

検討すべき部分としては「対象読者をどこまで広げるか」と「本のタイトル」のあたり。

いま思い返すと、 思い上がって生意気なことをしゃべったような記憶もありますが(あー恥ずかし)、 熱心に、しかも敬意をもって聞いてくださり、ありがとうございます。

食事会の中でうかがったお話では、 「編集者は外に出ていこう」というのが興味深かったですね。 編集者だからといって机に向かってばかりいるのではなく、 学会やコミュニティにでかけていき、現場の動向を探り、 自分の企画にフィットしそうな著者を熱心に探していくべき、 という話。 編集者は優秀な著者を真剣に探し、著者は優秀な編集者を真剣に探す。

そういえば。 現在たいそうお世話になっている編集長さんは、 私がまだ一冊も本を書いていない時代から、 私をきちんとした一人の著者として遇してくださった。 まだ海のものとも山のものともわからない私の意見をきちんと聞いてくださり、 どういう本にしていきたいかという私の意見を敬意をもって(けれどももちろん盲目的にではなく)扱ってくださった。 そのことに、とても感謝するとともに、自分もそのように他の人に接していきたいと思う。 特に、自分よりも若い人に対して、敬意をもって接することを忘れてはならない、と思う。

聖書に書いてある通りだ。

兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、 尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。

(ローマ人への手紙 12章10節)

食事会の日はいつも夜遅くなるのだけれど、 家内はそれについて文句をいったことがない。 それどころか、次の日の朝「いったいどんな話をしてきたの?」と嬉しそうに聞いてくる。 よくできた奥さんだなあ、と思う。 しかも、私の話を聞き流すのではなく、ときおり鋭いコメントを付けたりする。 私が見逃している何か大きなものが、彼女には見えているのかもしれない。

さて、神さまに感謝しつつ、 今日も今日の仕事を淡々と進めていきましょう。

2002年9月26日 (木) - 仕事

[PI] C MAGAZINEの新連載の原稿書き。 題材はデザインパターンですが、単にパターンの解説ではつまらないので、 例によって新しい味付けを試行中です。 うまく収まるようならまた詳しくご紹介します。

[WRITING] ところで「いまこの雑誌の連載記事を書いています」と日記に書くのは、けっこう勇気がいる。 編集者にしてみれば「日記を書いている暇があったら記事を早く書け」と言いたくなるのではないか、 などと考えるからだ(…などとリクツを書いている暇があったら記事を早く書け、という再帰呼び出しの声も聞こえてくる…)。 でも、ありがたいことに編集者様(急に「様」がついたな)はそういうことはおっしゃらず、 いつも丁寧にはげましてくださる。ありがたいことである。

2002年9月26日 (木) - 『結城浩のPerlクイズ』がAmazonで紹介される

今日現在、 Amazonの「コンピュータ・インターネット」のトップページで、 『結城浩のPerlクイズ』が紹介されています。

他者の発想と比べてみることで、理解を数倍深めることが可能。 Perl上級者にとっては、慣れた発想や手法から一歩踏み出すためのヒントとなるだろう。

とのこと。 ちなみに山形浩生さんの新刊『コンピュータのきもち』とyomoyomoさん翻訳の『Wiki Way』も 同じページで紹介されていて、とても嬉しくなりました。

また、本の詳細ページでは、 Amazon.co.jpのレビューアから、 「Perlについて一方的に説明しているわけでもなく、単なるリファレンスでもない、めずらしい構成の本」や、 「プログラミング解説書に一石を投じ、新たな可能性を見出した」 などという(すばらしく)好意的なコメントもつけられました。

応援してくださるみなさんに感謝して、 イエスさまにすべての栄光をお返しいたします。

ありがとうございます!

2002年9月25日 (水) - Internal Server Error

CGIをftp中にネットが切れていたのに気づかず、 「更新情報」がInternal Server Errorになっていました。 ご指摘くださった方々、感謝します。

結城のサイトに頻繁にいらしている方は、「更新情報」を利用してくださっていると思いますが、 「他の人はどこ見てる?」もチェックしていただけると別の楽しみが広がると思います。

yomoyomoさん、お誕生日おめでとうございます。

はちこさんのご主人であるぼぼるパパが「9/23/2002 論文の書き方」で書いている話は興味深い。 はちこさんが翻訳をどうやって手早くやっているかという話。

[REF] JAVA Developerのリファクタリング連載記事が書けたので編集部へ送付。 感謝、感謝。

[PQ/Book] 『結城浩のPerlクイズ』はAmazonのPerl本の中で瞬間風速第5位になった模様。 感謝です。 サイン本送付も無事に到着が確認できて一安心。

[WL] 文章教室への多数の投稿ありがとうございます。 現在は第10回の問題編を公開している状態です。 この企画は今年の1月にはじまりました。 全12回の予定です。

[CR] また新しい本の企画を思いついた(というか、私の心の中で盛り上がっている)ので、 スパイラルノートやエディタを使って、一人ブレインストーミングを行う。 関連書籍を買い込んで一通り読んでみる。ふうむ。これもいつか形になるといいなあ。 祈りつつ、祈りつつ。

[Server] サーバのディスク容量が足りなくなったので、 100MBほど増加してみた。そんなに増やす必要はないんだけれど。 何が大きいかというと、HTMLでもWikiでもなく、サーバのログファイルである。

[Wiki] WikiのXSS(クロスサイトスクリプティング脆弱性)に関して、 officeさんに問い合わせのメールを送ったところ、 2時間ほどで丁寧なお返事をくださった。ありがとうございます。

2002年9月24日 (火) - リファクタリング・レッスン / 規定演技 / ソリッドな喜び

[REF] JAVA Developerのリファクタリング連載記事を書いている(『結城浩のリファクタリング・レッスン』)。 今回はReplace Type Code with State/Strategyが題材です。 できるだけリファクタリングがイメージしやすいように簡単なサンプルを毎回作るのですが、 小さいサンプルだと、リファクタリングの必要性が少なくなるのでなかなか大変ですね。 サンプルを作って、リファクタリングを1つ適用するようすを見せるためには、 感覚的にサンプルプログラムを10個ぐらい作った気分になります。 しかもそれぞれがどういう意味を持っていて、どこが違うのかを意識しつつ…やれやれ、なんと手間のかかること。 でも、コードをリファクタリングしていく作業そのものはとても楽しい。 ちらかった部屋をきちんと整頓していく感覚に近いかもしれない。 リファクタリングもパターン同様に、1つでおしまいではなく、連鎖的に適用したくなりますね。

自明に見えるサンプルでも、丁寧に解説をしていくと、何かしら深い部分に触れたような気持ちになります。 アイススケートの「規定演技」(コンパルソリ?)に近いイメージをいつも抱きます。 何度も書いていて、結城の日記の読者は耳にタコができているでしょうけれど、 きちんと人に教えよう(伝えよう)と努力することは、自分が学ぶ最善の方法ではないかと思います。 自分の泥臭さや自分のぎこちなさにめげないで、愚直に進む。 自分の頭を使い、自分の手を動かして理解する。 そしてその理解を、自分の言葉を使って人に伝えようとする。 そのプロセスを丁寧にたどると、とても美しくて、 とてもソリッドで、誰にも奪われることのない「何か」を見つけ出すように思います。

それは「喜び」に直結している。足を強く踏み鳴らして踊り出したくなるような喜びに。

2002年9月23日 (月) - 復帰

体調はだいぶ復帰。猫美寝込みの状態から回復。子供も回復しつつあります。 みなさまのお祈りを感謝し、癒し主なる神さまに感謝します。

2002年9月20日 (金) - 猫美ちゃん

日記タイトルに意味はありません。

体調不良のため寝込んでいます。 次男も「こうとうえん」(漢字が出ない)で夜が苦しい模様。 お祈りくだされ。

そういえば、 昨日も神さまの奇跡を体験する機会がありました。 感謝です。

2002年9月18日 (水) - 仕事山積み / 文章教室 / 日記ダイジェスト

何だかとっても忙しいんですけどー。

こういうときには、わざとゆっくり仕事をしてみよう。 丁寧にキーボードを打ってみよう。

…といいつつ、久々に「文章教室」を更新。

日記ダイジェストを更新。 自分が以前書いた文章を読んで励まされた。

2002年9月17日 (火) - メルマガが本になった! / シトミンスキー伯爵

[PQ/Book] 『結城浩のPerlクイズ』は「まぐまぐ」で発行しているメールマガジンが元になっています。 「まぐまぐ」で「メルマガが本になった!」というコーナーがあるので、 連絡したところ、掲載していただきました。 感謝しつつリンクします。

本になったメールマガジンって、現在116冊もあるんですって。 すごいですねえ。 内容が分かっている分、 出版社や編集者にも安心感があるんでしょうか。

[VIP] VIP Club MMMCが発行しているメールマガジンのバックナンバーで、 「シトミンスキー伯爵」さんの文章を読む。 以下、死に直面した人の文章をシトミンさんが読んだあとの様子です。

「シトミンもいずれ、この方と同じように死の場面に直面する、 だから、今信じなければ手遅れになる。」と思いました。(中略) 確かに、イエス・キリストを信じることにより、 今までの自分が否定されるように思え、信じることが恐いとも思えました。 しかし、イエス・キリストを信じないまま、死を迎えることの方がもっと恐いと思いました。

なお、VIP Family Magazineを、 「はちこさんとクララさんが発行しているメールマガジン」と表記していましたが、 2001年11月24日からは「VIP Club MMMCが発行しているメールマガジン」という表記が正確であるというご指摘を 読者さんから、いただきました。 情報感謝しつつ、訂正します。

2002年9月17日 (火) - この世にて

9/13/2002のはちこさんの日記に、 この世で信仰を保つ話が書かれていますのでリンク。 この世で信仰を保つ話という受身な話ではなく、 もっと積極的な話ですけれど。

yomoyomo氏、書店でWiki Wayを並べ替える(パールちゃんへのリンクを感謝します!)。

ところで、話はそれますが。 ある書店関係者によれば、 書店でお客さんの目に付く冊数(例えば平積みの冊数)で、 売れ行きは判断できないらしいです。 減ってくるとお店の人が在庫から補充するため。

[PQ/Book] bk1.co.jpのコンピュータ・インターネットのジャンルランキング(2002年9月6日 〜 2002年9月12日)で、 『結城浩のPerlクイズ』が11位(おしいっ)の模様。

2002年9月13日 (金) - 自動書記 / アマゾン / サイン本送付

[AB] 先日から頭を駆け巡っていて、ノートにメモしていた内容をエディタで書き写す。 書き写しながら、思いついた内容もどんどん書き足していく。 感覚的には、両手が自動的に書き出していく感じに近い。 自動書記による、一人ブレーンストーミング。 書いているうちに何となくぼんやりと輪郭が見えてきたかな。 輪郭というよりも、コア(核)になる部分かもしれない。 もう少し展開し、もう少し煮詰めてみたら、本の章立てに移れるだろうか。 一応、いつものように企画に名前をつけておこう。 うーん[AB]としておこう。 さて、この小さな種はいつか花を咲かせ、実をつけるでしょうか。 祈りつつ、祈りつつ。

[PQ/Book] 『結城浩のPerlクイズ』のアマゾンのジャンルが正しく修正された模様。 よかったよかった。 Perl関連本の中では現在10位以内に入っているみたいですね。 みなさんの応援を感謝します。

[PQ/Book] 『結城浩のPerlクイズ』のサイン本は今日発送の予定です。 当選した方(すでにメールで連絡済み)は、もう少々お待ちください。

[DP] そういえば先日、.twの人から『Java言語で学ぶデザインパターン入門』に関する質問メールが来た。 おそらく、『Java言語で学ぶデザインパターン入門』の台湾版の読者なのでしょう。 一般的な話題だったので、Portland Pattern Repositoryを紹介しました。 何だかちょっと、いんたなしょなるで、うれしい。

なお、多忙のため、次回の日記更新は連休明けになる予定です。 よしなに。

2002年9月12日 (木) - おっきくなったよ

3歳の次男はよく「○○○ちゃんはまだちっちゃいからね。 おっきくなってからね」とたしなめられる。 コーヒーを飲みたいと言ったときも、 お父さんの後についてお仕事行きたいと言ったときも、 将棋をしたいと言ったときも。 いつも「おっきくなってからね」と言われる。

最近「もう、おっきくなったよ」というセリフを覚えた。 「おっきくなったから、将棋できる」と言いながら、 精一杯爪先立ちになる。その様子があまりにもかわいいので、つい何度も、 「おっきくなったの?」と尋ねてしまう。 何度でも「おっきくなったよ」と爪先立ちをしてくれる次男。

この間は、爪先立ちでは物足りないと思ったのか、 食卓に上って「ほら、おっきくなった! おっきくなったでちょ?」と自慢げ。

次男よ。違うんだ…。

2002年9月12日 (木) - 日記

Web日記を2日間書かないと、何だか何週間も日記を休んでいるような気分になるから不思議。 Web日記を書いていると、以前どんな活動をしていたかを思い出しやすくなっている。 「いったい私、何やってたんだろう…」と考え込むタイプの人(私だ)には、日記を書くことをお勧めします。 公開するかどうかはさておき。

先日「最近は本を書いていないなあ…」と家内に言うと、 家内は「あら、めずらしいわねえ」と答えた。

ところがこの2日間ほどは、 ちょっとアイディアがわいてきて、 手書きでスパイラルノート(端がくるくる巻きの針金で綴じてあるノートですね)に 本の内容をガリガリと書いていたのでした。 手書きで文章を書くことって少ないから、 字がすごく下手になっているし、漢字もうまく思い出せない。 中学・高校のときなんて、とっても美しいノートを書いていたのになあ (ほんとに美しい字で几帳面に書いていたのですよ)…。 それはともかく、エディタを使わず、 ノートに手書きで字を書くのも慣れてくれば面白いものですね。

さっきスパイラルノートの説明文を「端がくるくる巻きの針金で綴じてあるノート」と書いたけれど、 そんな説明書かなくてもわかる人が多いのかもしれない。 私はこういう説明を日常会話でもついやっちゃうので、 家内から「あなた、くどいわよ」と言われたりする。 私はそんなとき「あっ、ごめんごめん」と謝る。 でも、また次の機会にはやっぱり説明しちゃうんだよねえ。

なぜ、ついそういう説明をしちゃうかというと…(以下略)

2002年9月9日 (月) - リコーダー

リコーダーJP。

今日、久しぶりに行ってみたらものすごく充実していた。 視聴できるコーナーもたくさん用意されていて、 楽しめるサイトになっています。

リコーダーのサイトでは、 「リコーダーの広場」も有名ですね。

リコーダーの広場からは、 結城のサイトもリンクしていただいています。

[PQ/Book] Hippo2000さんの『Perlを256倍使うための本 DBI編』のマスコットキャラは「パール君とモモンガ」だそうです。 『結城浩のPerlクイズ』では「パールちゃんとクマ」がマスコットキャラでした。 なんとなく楽しくなりますね。

路線(?)は違いますけれど、 椎田一哉氏による「Rubyちゃん」と「Perl姉さん」というキャラにも、 敬意を表しつつリンク。

2002年9月9日 (月) - 小さな小さな教会の、大きな大きな恵み

夜中「受洗しました」のメールをいただきました。 結城あてには、毎日たくさんのメールが来ますけれど、 この「受洗しました」のメールが格別にうれしいですね。 以下、許可を受けて一部分をご紹介します。

小さな小さな海沿いの町の、小さな小さなプロテスタント系教団の、小さな小さな教会で、大きな大きな恵みに預かりました。 牧師さまが私の名を呼んで、「父と子と聖霊の御名によってバプテスマを授ける」と高らかに仰った時、 それが自分の罪の赦しの宣告そのもののように思え、(滴礼式だったので)その手にすくった水を牧師さまが私の頭にのせた時、 赦しのしるしをポンと捺されたかのように感じました。

ハレルヤ、感謝します! この方の人生が、これまで以上に主に導かれ、 祝福に満ちたものになりますから感謝です。

信仰は心の中のことですから、 誰に言わなくても信仰を持つことはできます。 けれども、このように洗礼を受けるというのは、 その「心に信じていること」を「公に表明する」という式でもあります。 これはとてもとても大切なことです。 イエスさまご自身も洗礼をお受けになりました。 洗礼をお受けになってから宣教の活動をなさったのですね。

この結城の日記を読んでいる方の中には、 すでに信仰を持っているけれど、よい教会にまだ導かれていない方、 洗礼にまだ導かれていない方もいらっしゃるかもしれません。 その方のために特に祈ります。 どうぞ、聖霊様がよきガイドをしてくださって、 主のご計画の時に、よい教会に導かれ、洗礼を受けることができますように。 またそのような願いと祈りを持つことができますように。 洗礼に至るまでの障害も(もしあるなら)、どうか主が取り除いてくださいますように。 あるいはまた、その障害さえも益に変えてくださいますように。 イエスさまのお名前で祈ります。アーメン!

なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、 あなたの心で 神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださった と信じるなら、 あなたは救われるからです。 人は心に信じて義と認められ、 口で告白して救われるのです。

(ローマ人への手紙 10章9節、10節)

2002年9月8日 (日) - 将棋

今日は、礼拝の後、家内は買い物へ行き、私は二人の子供を連れて家に帰る。 家内は一週間びっちり子供の世話をしているので、 週に一日くらいは一人で動ける日がないと大変すぎる。 洋服などを買ったりしてとてもリフレッシュした模様。よかったよかった。感謝感謝。

長男は最近将棋に凝っていて、安いポケット将棋を使って私と対戦したがる。 私は駒の動かし方をしっているくらいのへぼなのだが、 それでも長男はなかなか勝てず、悔しがる。 最初に飛車を長男に持たせると、だいたい同じくらいの強さになる。

将棋をやっていて、私は、むかし父親に将棋を教えてもらったときのことを思い出した。 父親は教えながら「最初からお父さんに勝てるわけはないのだから、勝とうとせずに、 どういう駒の動かし方をしたらいいのかをよく見るようにしなさい」と何度も言った。 けれども、私は練習であっても負けるのが悔しくて、何とか父親を負かしてやろうと そればかりを考えていたように思う。私は将棋に上達しなかった(^_^;

2002年9月7日 (土) - 模様替え

Webを「秋風味」に模様替え。 スタイルシートのおかげで、瞬時に全ページに反映できる。なかなかよろしい。

2002年9月6日 (金) - 読者書評 / スレッド本、韓国へ

[PQ/Book] 『結城浩のPerlクイズ』を買いましたよ、 というメールをたくさんの方からいただいています。 みなさん、いつもありがとうございます。 bk1.co.jpを見ていたら、読者さんの書評が公開されていました。 感謝します。

bk1.co.jpの「コンピュータ・インターネット」トップページでも、 新刊チョイスとして『結城浩のPerlクイズ』がフィーチャーされておりました。感謝です。

アマゾンを見ていたら、『結城浩のPerlクイズ』が

ジャンル別 > エンターテイメント > その他のゲーム > クイズ

と分類されていたので苦笑。 違いますよね。 編集さんにお願いして分類を正してもらうようにお願いしました。

[DP/2] 『Java言語で学ぶデザインパターン入門 マルチスレッド編』が、 前作の『Java言語で学ぶデザインパターン入門』と同じく 韓国で翻訳される模様。 神さまに感謝し、 韓国で拙著を必要としている読者に届けられますようにと願います。

2002年9月5日 (木) - 抽選 / Perlクイズ / レクチャC#

[PQ/Book] 0時過ぎに『結城浩のPerlクイズ』サイン本の抽選を行う。 当選者7名にはすぐにメールしました。 はずれた方、ごめんなさい。

[PQ/P] 朝6時半ごろ、メールマガジン『Perlクイズ』《パズル》の解答編をメール。 今回の問題は「暗号解読」でした。 メールマガジンを購読していない人でも、 バックナンバーを読むことができます。

現在の購読数は5131部です。

[lecture-csharp] レクチャC#を送信。 interfaceと構造体について。

[PI] C MAGAZINEマガジンの新連載の準備。

2002年9月4日 (水) - はちこさんの日記 / アマゾン

『ヤベツの祈り』『ヴァインの祝福』を翻訳した、 はちこさんの日記が再開した模様。

[PQ/Book] アマゾンに掲載されている『結城浩のPerlクイズ』の書誌情報(発売日)が誤っていたので、 連絡のメールをアマゾンに送ったところ、 次の日には丁寧な「修正しました。2,3日中には反映されます」というメールが返ってきた。 なかなかすばやい対応だと思う。

[PQ/Sale] サイン本購入申し込み(抽選)の締め切りは今日です。 よろしうに。

2002年9月3日 (火) - 満員電車の中での祈り

座れず、本も読めず、吊り広告を読むか、目をつぶってじっと耐えるしかない満員電車の中。 何もできないように考えがち。

でも、祈ることはできる。

まずは、神さまを賛美する。ほめたたえる。

それから、神さまに感謝する。いろんなことを具体的に感謝する。

そして、周りの人の祝福を祈る。 ともに満員電車に載っている人々の祝福。運転手さんの祝福。 仕事やプライベートで自分に関係している人の祝福。

それから、神さまに自分の悩みを打ち明け、希望を述べ、願いを伝える。 でも自分の思い通りになることではなく、 神さまの御心の通りになることを願う。 そして、祈ったことはすでにかなえられたと信じる。

すべてを感謝し、イエスさまのお名前を通してお祈りする。

満員電車の中であっても、神さまに祈り、神さまからたっぷり恵みを受けることができるのです。

2002年9月3日 (火) - メールマガジン『Java言語Q&A』 / 絵日記 / 関連付け

[JQ] 久しぶりにメールマガジン『Java言語Q&A』を発行。

[FAMILY] 家内が、長男が夏休みの絵日記を書くのを手伝っている。 原稿用紙に下書きをさせ、それを絵日記に写すのだ。 なかなか下書きが進まず、家内も疲れ気味。 「もう、お父さんに見てもらいなさい!」 でもって私は「とりあえず、思ったことをどんどん何でも書く。あとはそれを何度も読み返すんだよ」という。 言いながら、そういえば、最近「文章教室」を更新していないな、と思った。

それはさておき、 子供って、なかなか親の言うことを聞いてくれないものですねえ……。 私は仕事のために家を出てしまうけれど、家内は家のことをやりながら子供の世話をして……。 奥様には頭があがりませぬ。

[TIPS] Windowsでは、拡張子にアプリケーションが「関連付け」されていて、 ある拡張子を持ったファイルを扱うアプリケーションが何であるかが定められている。 アプリケーションをインストールすると、この「関連付け」が変更されて困ることがある。 Windowsのコントロールパネルかエクスプローラのどこか(覚えていられない)で 関連付けを修正してもいいけれど、もっとシンプルなのはASSOCコマンドを使うことだ。 DOSプロンプト(コマンドプロンプト)に降りて、ASSOC /?を実行すると解説が読める。 ASSOCだけを実行すると現在の関連付けが表示される。ASSOC .XYZ=ファイルタイプと入力すると、 .XYZという拡張子にファイルタイプを関連付けすることができる。 ファイルタイプにどんなことを書けばいいのかは、現在の関連付けを参考にすればよい。

2002年9月2日 (月) - 読者からの質問

読者からの質問(文面は変えています)

わたしは、まだ洗礼も受けず、教会にも行っていませんが、 最近、聖書や神様を求める気持ちがあります。 結城さんがおっしゃる「信仰の通りになる」というのは確かにそうだと思いますが、 自分の中に神さまを疑う気持ちがあり、悲しいです。

結城の返信

主の御名を賛美します。 メールをありがとうございます。

誰しも、完全な信仰を持ってから洗礼を受けるわけではありませんし、 完全な信仰を日々持ちつづけているわけではありません。 むしろ、それができない弱い私たちであるからこそ、 なお、毎日神さまに祈り、信仰を求めているように思います。 あなたの弱さにこそ、イエスさまは働かれるのです。

あなたがよき教会に導かれ、神さまの御旨にかなう最善のときに、 洗礼を受けることができますようにと祈ります。

ではまた!

2002年9月1日 (日) - サイン本 / いろいろ

[PQ/Book] サイン本の販売の申し込みは9月4日(水)までです。 どうぞよろしくお願いいたします(現在の申し込み数は12です)。

今日の夕方、ちょっと大きな出来事がありましたが、 神さまの奇跡によって助かりました。 プライベートなことですので、Web日記でみなさんとシェアすることはできませんけれど、 確かに神さまはいらっしゃり、祈りに応えてくださる方であるということがよくわかりました。

ぜひ、感想をお送りください

あなたの感想をお送りください。 あなたの一言が大きなはげみとなりますので、どんなことでもどうぞ。

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豊かな人生のための四つの法則