生徒に忠告するときには

結城浩

読者からの質問

最近自分のことを【あつくないなぁ】と思っていました。 そこで初心にかえろうと、このページ(教えるときの心がけ)にたまたまたどりつきました。 これまでの自分、最近の自分を省み、自分を振り返るのに大変参考になったと思います。 あと、もしできれば、なのですが、生徒のためを思って忠告などをする際の、 あなた様の考えを教えていただけたら、と思いました。 最後になりましたが、ありがとうございました。 (塾講師)

結城からの返事

フィードバックを感謝します。 私は「気持ちは教師」ですが、実際に生徒に教えたことはないのです…でも、思うところを書きます。 「生徒に忠告する場合のポイント」は2点あると思います。

1つは 「愛をもって真理を語る」 ということ。 これは、相手の欠点やまずい部分だけにフォーカスをあてて突き放すのではなく、 きちんと「あなたを受け入れていますよ」という態度を相手に示しつつ語るということです。 たとえ相手のまずいところが確かにまずいところだとしても (つまり、先生の言う言葉が真理だとしても)、 相手を受け入れる愛がなければその忠告はよくない、と思います。

もう1つは 「忠告は、人前では行わない」 ということ。 つまり、生徒が他の生徒の前で「恥をかく」という状況を作らないということです。 人前では明示的にほめる方がよいと思います。 以上、勝手ながら思うところを書きました。 何かの参考になれば幸いです。

「教える」という仕事はとても大切な仕事です。 あなたのお仕事の上に神さまの祝福がいつもありますように。

(2001年9月27日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則