『境界線(バウンダリーズ)』のプログラマ向け紹介

結城浩

はちこさんとぼぼるパパのご夫妻が翻訳なさった『境界線(バウンダリーズ)』が発売中とのことです。

結城はまだこの本を読んでいないのですが、 本の概要と、過去にはちこさんからお伺いした内容から、 以下のようなことを思いました。 プログラマ向けの文章です。

オブジェクト指向プログラミングでプログラムを書いたことのあるプログラマならば、 クラスを設計するときにそのクラスが負うべき「責任」あるいは「責務」が重要であることをご存知でしょう。 クラスの責務が揺らぐとき、無駄なメソッド呼び出しが発生したり、 カプセル化を破壊して他のクラスのフィールドに触らざるを得なくなったりするものです。 そのような崩れかけたソースコードを読んでいたら、きっといやな気分になり、 すっきりとリファクタリングしたくなりますよね。

それと同じことが、自分の人生――自分と他者との関係――にもあるのではないでしょうか。 ソースコードをリファクタリングするのと同じように、 自分と他者との間の「境界線」を自覚し、自分の責任範囲をはっきりとする。 そのようにすることで、実り豊かなコラボレーションが可能になる。 そのための原則を、神さまの御言葉である聖書から学びましょう。

『境界線(バウンダリーズ)』はそのような本ではないか、と期待しています。

(2004年10月4日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則