どうしたらたくさんの仕事をこなせますか

結城浩

読者からのお便り

日記、いつも興味深く読ませていただいています。

日記を読んでいて、いつも思うのですが、結城さんは1日に ずいぶんたくさんの事をこなしていらっしゃいますね。

僕も、やりたいことも、やらなければならないことも、 たくさんあるのですが、なかなか思うようにこなすことが できません。 単に、集中力が足りないとか、切り替えがへた、ということ かもしれませんが、どうしても次の仕事に取りかかるときに 「あ、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、これもしたいなぁ・・・」 と、考えてしまい、発散してしまいます。

それに、順序としてはAをやらなければならない時にかぎって Bをやりたくなったりしてしまいます。 たとえば、「さぁ、勉強しよう」と思ったとたんに、 部屋を掃除したくなり、結局部屋の掃除で終わってしまう。 といった感じです。

どうしたら、心を落ち着けて、1つ1つこなしていけるように なるでしょうか? なにかよいアドバイスがあったら、教えてください。

結城からのお返事

確かに結城は一日にたくさんのことをしているように思います。 失敗した話はあまり書いていないので、 バリバリ仕事をこなしているような誤解を生んでいるかもしれませんが … (^_^;

仕事の仕方は人それぞれなので、以下は一つの意見としてお聞きください。 たくさんの仕事をこなすときには、 仕事にかかるときと仕事から離れるときがポイントだと思っています。 仕事にかかるときに、前回の終わりに自分がやっていたことを復習すると、 スムーズに仕事がはじまります。 仕事から離れるときには、 次回自分が戻ってきたときのために「ここまでやった。次はここから」という情報を残しておきます。 結城は一つの仕事に対応して一つのディレクトリを切っており、 そこに作業ログファイルを残しています。

私はクリスチャンなので、神様の存在を心から信じています。 私に仕事を与えているのも、 知性・記憶・判断力・思考力・集中力…そういったすべての能力を与えているのも、 聖書に書かれている神様だと思っています。 ですから、ある意味で、仕事をするのは自分ではないのです。 自分の力でやろうとすると、たいてい失敗します。 あるいは非常に疲れます。 ですから、仕事の前には(一言でもいいので)祈るように心がけています。 神様から力をいただかずに仕事をするのは、 ガソリンを入れずに自動車を動かすようなものです。

以下のリンクもぜひご参照ください。 メールありがとうございました。

(1999年10月20日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則