公開すると何かが起こる

結城浩

何度も書いているが、インターネットは"as is"的な面が強い。 贈与文化、と言ったほうがいいかな。 とにかく何かつつきまわせる「ブツ」を提供して「どうぞご自由に」とすると、 誰かが何か面白いことを考えてくれる。

例えば、MakeWebというちょっとしたHTML作成のPerlスクリプトを公開する。 そうすると、それをCGIに仕立て直す人が現れる。

例えば、オー・ヘンリーの短編を翻訳して公開する。 そうすると、青空文庫に収録してもらえたりする。 そして、それが今度はパーム本文庫に収録することになったり、 はたまた、世界文学を集めたサイトに収録する人が現れたりする。

いろんなサイトでとりあげてもらうと、 リンクを通して訪問者が増えてくる。 そうするとまた何かしら面白いことがはじまったりする。 素材をインターネットという場に公開すると、 そこから何かが起こり始める。

これをお読みのみなさんも、何か公開してみませんか?

(2001年1月17日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則