弱点の指摘が応援になる文化

結城浩

otsuneさんの文章にあった、

あと殺伐系というかオープンソース文化に毒されているので、「改善点や脆弱点を指摘すること」は「攻撃」では無いんだけど。 そうではない一般的な義理人情やビジネス常識からすると違うんだろうなぁ。

という部分を興味深く読みました。 確かに、オープンソースやフリーソフトウェアの文化では 「バグの指摘」は「攻撃」どころか「応援」である場合が多いと思います。

それでちょっと思ったのは、Webの世界ではもっとすごくて、 内容がどうであれ「言及(リンク)」がすべて応援になることも多いかもしれませんね。 度を越せばslashdottedのようにサーバの負荷になってしまう場合もあるとはいえ。

公開されているWebサイトにとって、 「批判的な文脈でリンクされること」よりも 「誰からもリンクされないこと」のほうがずっとつらいに違いありません。

追記

ひらばやしさんのところからリンクあり。ふむ。 確かに「弱い人」はそう思ってはくれないかもしれませんね。 「批判的な文脈でリンクされるくらいなら、リンクされないほうがよい」と思う人も多いか…うーん。 でもどうだろう。

面白かったのは、ひらばやしさんがリンクしていたyucoさんの文章の同じ箇所を 結城も読んでいて、そうだよな。idが家族にばれたらいやな人だっているよな。 と思っていたということ。

話はそう単純化はできないということか。 それとも、自分の感覚を他者に適用するのは危険ということか。

(2004年11月6日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則