To: You From: Hiroshi Yuki Date: Fri, 23 Mar 2001 16:26:13 +0900 (JST) Subject: [Letter] 結城です。 お元気ですか。だいぶあたたかくなってきました。 今日はコートを着ずに外出です。 ショーン・コネリーの映画『小説家を見つけたら』を観ました。 予想通り、とてもいい映画でした。 ショーン・コネリー扮する老小説家と、 文才のある若い青年との出会いというストーリー。 老小説家が「文章の書き方」を教えるくだりがすごく好きです。 私もあんなかっこいいおじいさんになりたい…。 「文章を書くときには、考えず、とにかくタイプし続ける。考えるのは後だ」 …というのは、私も常々思っていることです。 でも、実際、文章を書く人というのは、 誰が止めようとも、誰が書くなと言っても、 ずっと書き続けているような気がします。 話は少しずれますが、先日、自分が昔書いた原稿が出てきたので、 しばし読みふけってしまいました。 それはC++を題材にしてオブジェクト指向の話を書いた本です。 (この話題、以前も書きましたっけ。まあいいや) 読み返してみると、なかなか面白い。 題材は少し古びているけれど、 とても興味深い内容が書かれています。 驚くのは、そこに述べられていることのいくつかは、 すでに出版された『Java言語プログラミングレッスン』などに 顔を出しているということです。 でも、このC++の本は完成までは至らなかった。 最後の詰めがどうしてもできなくて、 9割方できていたのに、完成はできなかった。 いまから何年前のことだろう。苦しかった。 3月、4月は来し方を振り返り、行く末を思う時期ですね。 人生いろんな時があり、いろんな苦労があります。 うまくいったり、いかなかったり、どうしていいか途方にくれたり…。 でも、きっとまた新しい季節が巡ってきます。 現在の困難も悩みも、後から振り返れば、 きっと大きな糧になっているものだと思います。 (もちろん現在、問題の真っ最中にいるときは そんな風には思えませんけれどね…) いま、あなたはどんな時を迎えているでしょう。 出会いですか、別れですか。 喜びですか、悲しみですか。 どんな時だとしても、あなたのことを(ささやかながら)応援しています。 あなたは、そのままで、神さまからまるごと愛されていますよ! 話があちこち飛んでしまいました。 ごめんなさいね。 それでは、また。 (にっこり) ================================================ 結城浩 [Letter] の登録ユーザにお届けしています。 登録や解除は http://www.hyuki.com/letter/ から。 ================================================