To: You From: Hiroshi Yuki Date: Wed Apr 11 00:00:00 2001 Subject: [Letter] こんばんは。結城です。 いかがお過ごしですか。 ここ数日、MakeWebという名前の自作のプログラムを夢中になって作っていました。 このプログラムはPerl言語で書かれていて、 普通のテキストファイルをHTMLに変換するためのものです。 http://www.hyuki.com/makeweb/ プログラムを作るといっても、これは純粋に趣味でして、 このMakeWebを売って商売をするというわけではありません。 私は毎日、自分のホームページを更新しているのですが、 その作業を少しでも簡単に、楽しくできるようにするための プログラムなのです。 プログラムを書いていて楽しいのは、 自分の作ったプログラムによって、 自分が「生活」しているコンピュータの使い勝手を よくすることができる、ということです。 そしてまた、そのプログラムを作ることそのものも楽しい。 プログラムを書かない人に、プログラムを書くことの楽しさを 伝えるのは難しいのですが、あえていえば、 工芸品を作る楽しさに少し似ているでしょうか。 ろくろを回して壺や皿を作る。 きれいな端切れを集めてパッチワークをする。 やわらかい板によく切れる彫刻刀を使って版画を彫る。 大きな白い画用紙の上によい香りのする蜜ろうクレヨンで自由に絵を描く。 行為そのものが喜びで、 結果として出来てくるものは美しくて、 そして実際の役に立つ。 プログラミングというのは、 何だか、そんなことのように思われるのです。 今日、『Perl言語プログラミングレッスン』入門編の読者の1人から、 次のようなメールをいただきました。メールといっても、 フィードバックのコーナーからなので、読者が誰なのかはわかりません。 名前もわからない、年齢も職業もメールアドレスもわからない。 たった一言、こう書いてありました。 > いろいろ入門書を見ましたがこれほどわかりやすいのは初めてです この一言で、私は今日一日とっても嬉しくすごしました。 何だか、いろんなことが、とっても感謝です。 また長くなってしまいました。 そろそろ眠ります。 いつも、私の言葉を読んでくださって、ありがとう。 おやすみなさい。 (にっこり) ================================================ 結城浩 [Letter] の登録ユーザにお届けしています。 登録や解除は http://www.hyuki.com/letter/ から。 ================================================