To: You From: Hiroshi Yuki Date: Thu Jul 18 21:20:00 2002 Subject: [Letter] こんばんは、結城です。 何だかとても暑い日が続いています。お元気ですか。 ここひと月ほど、新刊の発売の関連でばたばたと忙しい日が続いていました。 新刊発売直後は書店の売れ行きランキングが気になっていましたが、 そろそろそれも気にならなくなり、今度はどんな本を書こうかなあ、 などと考えております。 とはいっても、次の本はこの秋に出版されることになっています。 以前から刊行していたメールマガジン『Perlクイズ』をベースにした、 書籍版『Perlクイズ』ですね。 http://www.hyuki.com/pq/pqbook.html メールマガジンの楽しい雰囲気を読者に伝えたいと思い、 ネットで数年前から親しくしている橋本礼奈さんに可愛いイラストを たくさん描いていただくことになりました。 メールマガジン『Perlクイズ』は、私の個人的な楽しみで やっていたものですけれど、このように書籍という形でまとめることが できて、とてもうれしいです。私は何だかしあわせものですね。 もっとも、日々仕事をしていると、むなしい思いにとらわれることもあります。 いまやっている仕事が、いったいどんな意味を持つのだろうか、とか、 このまま時を過ごしていって、自分にどんな人生が待っているのだろうか、とか。 頭の中でぐるぐると考えてしまうと、気がめいるときがあります。 いわば、それは、とらえどころのない疑問、こたえようのない質問ですよね。 だから、必要以上にそんなものにとらわれてしまってはいけないのですが、 ついついどろどろとマイナスの方向に落ちてしまいがちなものです。 特に疲れているときには。 そんなとき、私は、キーボードを打つ手を休め、目を閉じ、 ゆっくり、ゆったりと、深呼吸を一つ。 そして、自分の視点を離れ、神さまの視点に立ってみる。 私が自分をどう考えようとも、神さまは私のことを愛していてくださる。 なぜなら、聖書にそう書いてあるから。 神さまは私のことを「高価で尊い」と言ってくださる。 神さまは世の終わりまで「いつも共にいる」と言ってくださる。 確かに、いまやっている仕事は、見方によってはむなしいものだ。 だって、この仕事の成果が永遠に残るわけではないから。 永遠に価値を持つわけではないから。 けれど、けれども。このすべてには意味がある。 仕事を通して私が何かを学ぶ。仕事を通して他の人に何かを伝える。 仕事の成果を通して、仕事のプロセスを通して、神さまに栄光をお返しする。 それには大きな意味がある。 栄光を自分に帰そうとする試みはむなしい。 他の人を打ち負かすための行いはむなしい。 そうではなくて、人の益になるような仕事を目指そう。 どんなにささやかな仕事であっても、神さまにお返しするように行おう。 自分の中に仕事を閉じ込めるのではなく、もっと開こう。 人に励ましを与えられるように、人に喜びを与えられるように、 そうできるように、もっと祈ろう。 人に喜びを与えることは、神さまの御心にかなうことだから、 きっと神さまは、ふさわしい良い道を備えてくださるだろう。 失敗したときに反省するのは正しい。けれども後悔はやめよう。 ぐちぐち後悔を引きずるのではなく、 つらい思いもすべてイエスさまにお預けして、次の一歩を進めよう。 成功したときに喜ぶのは正しい。けれども傲慢にならないようにしよう。 自分に栄光を帰するのではなく、 神さまに、周りの人に、もっともっと感謝しよう。 自分が受け取った喜びを(それぞれの人に応じた形で)シェアしよう。 人生には、いろんな時がある。 今日がどんな一日であっても、明日がどんな一日になろうとも。 神さまに感謝して、自分のすぐそばにいる人に感謝して、 誠実に生きていこう、と思うのです。 疲れるときはある。空しくなるときもある。 そんなときには、ちょいと一休み。 そして、神さまに祈って、 また歩きだそう、と思うのです。 Letterを読んでくださるあなたにも、感謝します。 いつも、ありがとうございます。 P.S. 「祈りの小部屋」のコーナーを、 http://www.hyuki.com/prayer/ 「あなたのために、祈ります」というコーナーに移転しました。 http://www.hyuki.com/pray/ よろしければ、ご訪問ください。ではまた! ================================================ 結城浩 [Letter] の登録ユーザにお届けしています。 登録や解除は http://www.hyuki.com/letter/ から。 ================================================