I think that 98.02.21
コンピュータで文章を書く


すがぬまさんに感謝(^_^)

あたしの言うこと、ちゃんと聞いてる?
エコーバックすればいいってもんじゃないのよ。
愛がなくっちゃ。
 はじめてタイプライターに触ったのはたぶん小学校4年くらいだと思う。
 父親の書斎にあったブラザーのタイプライターで遊んでいたら、父が
「きちんとタイピングの本を買ってきて練習しなさい」
 と一言言った。次の日、私は本屋に走り、
 英文タイプの本を買って練習をはじめた。
 それからしばらくタイプに夢中になり、
 キーを見ないで打てるようになった。
 父の一言に感謝。

 最上段の数字の練習で一度いきづまったけれど、
 BASICのプログラムで行番号を入力しているうちに
 数字が打てるようになっていた。

 はじめてコンピュータで文章を書くことの楽しさを覚えたのは
 いつだったか、よく覚えていない。
 でもエディタの名前は覚えている。ワードマスターだ。
 PC-9801のCP/M-86かMS-DOSで動いていた、
 日本語が入力できるワードマスターを見たとき、
 深く感動したのを覚えている。
「ああ、これで考えるスピードで文章が書ける」

 コンピュータで文章を書くというのは、
 コンピュータの上で考えることと密着している。
 自分の心に浮かんだ言葉を指に託してタイプしていく。
 表示された言葉を読む。
 そしてそれを編集する。
 それは「対話」と呼ぶにふさわしい行為のように思う。
 キーボードを使って私が「話す」
 ディスプレイを使ってコンピュータが「答える」
 そしてまた私が…
 それを繰り返していくうちに考えが整い、文章ができてくる。

 プログラムを書くのも、文章を書くのと
 とてもよく似ている。
 心に浮かんだコードを書いていく。
 書かれたコードを読む。
 繰り返し繰り返し編んでいく。

 人との関係もそうだろうか。
 言葉を伝える。言葉が返ってくる。
 そのやりとりの中で何かが整い、何かが生まれてくる。


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