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JAVA基礎 - *Javaとは

目次

Javaとは

要約すると、

 というところでしょうか。

 以下のページに詳細があります(英語)。
http://java.sun.com/java2/whatis/

Javaと混同されがちなものにJavaScriptがありますが、 JavaとJavaScriptは、名前や文法が見掛け上似ているだけで、 全く別のものです。 JavaScriptはWeb用の簡易言語と呼ぶべきもので、汎用プログラミング言語であるJavaとは異なると押さえて下さい。 この講座では以後、Javaのみについて解説します。 JavaとJavaScriptは文法に類似点は多いですが、JavaScriptに興味のある方はJavaScriptについて書かれたものを参考にしたほうがよいでしょう。

 また、ii)の意味ですが、これはJavaの環境の全体を理解しないとピンとこないかもしれません。
 これから学ぶJavaの環境は、次のようになっています。
<J2SE>
 先ず、Javaの持ついろいろな機能をとりまとめた、一番大きな環境のことをJava 2 Platformと呼びます。
 このPlatform には3種類ありますが、この講座ではその標準版といえる
 J2SE(Java 2 Platform, Standard Edition)を扱っていきます。
 Java 2 の"2"は、Javaのバージョン1.2以降から付けられたもので、あまり深く考える必要はありません。
 Standard Editionという名前からもわかるように、他のEditionもあります。Enterprise Edition と 
 Micro Edition がそれです。他のEditionについて知りたい方は、
 上記のURLを参照するなどしてみて下さい。

 さて、このJ2SEというのは、Javaの環境全体を指している言葉ですが、J2SEは次の2つから成り立っています。
<JRE(Java Runtime Environment)>
 Javaプログラムを「実行」するために必要な、一連のプログラム群のことです。
<JRE以外>
 Javaプログラムを「作成」するために必要なプログラムなどが含まれます。特に重要なのがJavaコンパイラーです。
 コンパイラーとは、人間が書いたプログラムの雛型(ソースコードと呼びます)を、コンピュータが解釈できることばに翻訳するプログラムのことです。

 とりあえず以上をまとめておきますと、Java環境はJREとその他(コンパイラーなど)から成るとなります。

 JREはいろいろなプログラムを含みますが、そのなかで重要なものにJVM(Java Virtual Machine)があります。
 このJVMこそが、Javaを「どんなソフトウエア・ハードウエア上でも動く」言語にしている秘密なのです。
 これを理解するために、C言語などのコンパイラー言語とJavaとの違いをみていきましょう。
 
 C言語などの言語はコンパイラー言語と呼ばれ、大雑把に言うと以下の手順でプログラムが実行されます。
 ここで、(2)によって生成されるネイティブコードは、OSによって違うものになります。つまり、
 (1)で書いたものが同じであっても、(2)で生成されるものはWindowsとUnixとでは異なります。
 この理由は、Windowsが解釈することばとUnixが解釈することばの間に互換性がないことによります。
 したがって、C言語で書かれたソースコードから、WindowsとUnixで実行できるプログラムを作成したい場合、
 それぞれの環境でコンパイル(ソースコードをコンパイラーに分析させ、ネイティブコードをつくること) する必要があります。

 一方、Javaもコンパイラーを持っていますが、その役割は他のコンパイラー言語とは少し異なります。
 Javaの場合、プログラムを実行させるためには、
 という手順を踏みます。先のC言語の場合はプログラムを実行しているのはOS(Windowsなど)であったのに対し、
 Javaプログラムを実行しているのはJVMです。OSはJVMを介して間接的にJavaプログラムを実行します。

 (2)で生成されるバイトコードは、周囲の環境に依存しません。つまり、Windows上でもUnix上でも、
 ソースコードをコンパイルすると同じバイトコードが作られます。
 したがって、一度コンパイルすれば、出来上がったバイトコードは、JVMが動きさえすればどんな環境でも動かすことができるわけです。
 JVMは、Windows, Unixをはじめさまざまな環境で動くものが各メーカー(Sun以外にもあります)から提供されていますので、
 私たちユーザーはそれを使うことによって「どこでも動く」を実現させることが出来るわけです。

 少々抽象的な話が続いたので混乱された方は、とりあえず以下の要約を覚えて下さい(^^)

この節の要約

 Javaプログラムは以下の順で作成され、実行される。

J2SEをインストールする

 Javaに限らず、プログラミングの勉強をするときは、
 実際にプログラムを作成・実行できる環境が手元にあることが重要です。
 この節では、J2SEのデータを、サン・マイクロシステムズのホームページから取得し、
 自分のパソコンにインストールするまでの流れを簡単に説明します。
 説明はWindows98を例にとりますが、必要に応じて他のOSの場合の補足をします。

 注意:以下の情報は、2002/06/29の時点でのものです。

ダウンロード方法

 注意!:ダイアルアップ環境でインターネットに接続している場合、ダウンロードにかなりの時間がかかります。
 ご了承の上実行して下さい。なお、最近は雑誌の付録CD-ROMにJ2SEが含まれていることも多いので、書店などで確認されることをおすすめします。

 1) 以下のURLにアクセスします。
http://java.sun.com/j2se/1.4/ja/download.html

 2) 「J2SE(TM)v1.4.0_01のダウンロード」の一覧表をみて、
 自分のパソコンのOSと同じ行の「SDK」の列の「ダウンロード」をクリックします。

 例えば、Windows98を使っていれば、
  Windows(各国語、英語を含む)
 の行の右のほうにある、「SDK」の列の「ダウンロード」をクリックします。

 3) 英語でいろいろ表示されます。画面をスクロールさせると、一番下に
  「ACCEPT」「DECLINE」
 という2つのボタンがありますので、ACCEPTをクリックして下さい。

 4) Download j2sdk-1.4.0_01-windows-i586.exe
 と書かれた部分をクリックして下さい。

 5) 「ファイルのダウンロード」というウインドウがでてきます。
 「このプログラムをディスクに保存する」をクリックしたあと、OKを押して下さい。

 6) 「名前を付けて保存」というウインドウがでてきます。
 保存する場所を適当に選んで、保存を押して下さい。

 注意:保存する場所はどこでも構いませんが、忘れない
 ようにわかりやすい場所にしておいて下さい。

 7) ダウンロードが始まります。ファイルのサイズが約35MBあるので、
 ダイアルアップ接続の方は相当時間がかかることを覚悟しておいて下さい(^^; 

インストール方法

 8) ダウンロードしたファイルをエクスプローラで表示し、
 ダブルクリックするとインストールが始まります。
 注意:Windowsでエクスプローラを開くには、画面左下の
 「スタート」に矢印を重ねた状態で右クリックし、でてきたメニューから「エクスプローラ」を選びます。

 9) 画面の指示に従って「次へ」「はい」などをどんどんクリックするだけでインストールができます。

 10) インストールが完了すると、C:\j2sdk1.4.0_01 という名前のフォルダが新たに作成され、
 そのなかにJ2SEのプログラム群が格納されます。

インストールの確認

 11) 正常にインストールされたかどうかを確認してみましょう。
 先ず、MS-DOSプロンプト(WindowsNT/2000ではコマンドプロンプトと呼びます)を開きます。

 注意:開き方は、
Windows95/98の場合
スタート->プログラム->MS-DOS プロンプト
WindowsMe?の場合
スタート->プログラム->アクセサリ-> MS-DOS プロンプト
WindowsNT/2000の場合
スタート->プログラム->アクセサリ-> コマンドプロンプト

 12) 黒いウインドウが出てきます。そのなかで、次のコマンドを入力します(下の文を書き、Enterを押します)
 set PATH=C:\j2sdk1.4.0_01\bin;%PATH%

 13) 12)に引き続いて、次を実行します。
 java

 14) 次のような表示が出れば成功です。
 Usage: java [-options] class [args...]
           (to execute a class)
   or  java -jar [-options] jarfile [args...]
           (to execute a jar file)
 (他にもずらずらと出てきます)

 15) 逆に、次のような表示が出た場合は、おそらく(12)の操作が失敗しています。
 「'java' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。」
 大文字小文字、記号(\,%,_など)に注意して、12)からやり直してみて下さい。


 今回は、Javaの概要の説明と、J2SEのインストール方法について説明しました。
 次回は、早速Javaの簡単なプログラムを書き、実行するまでを解説します。
 お手元のパソコンでプログラムを実行させたい方は、上記のインストール作業を完了させておいて下さい。では、今回はこの辺で。

Hello Java!