結城浩の日記

結城浩

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって
神があなたがたに望んでおられることです。

(新約聖書 テサロニケ人への手紙第一 5章16節から18節)


2016年7月27日

(数学ガールの特別授業)福岡の筑紫女学園中学校で講演をしました。


2016年7月26日、結城は福岡県福岡市で中学生向けに講演をしました。

講演を行ったのは「筑紫女学園中学校」です。

筑紫女学園は福岡県福岡市にある私立の中学・高等学校です。 中高一貫の女子校で、結城は中学校2年1組の生徒さん42名向けに講演をしました (残念ながらご都合により欠席なさった生徒さんがいたので当日は41名でした)。

筑紫女学園では、昨年度より新クラス編成プログラムというものがスタートし、 今回結城が話したのは、このプログラム第一期生の特別選抜クラスになります。 教科を越えて学ぶ意欲を高めてもらう活動の一環として、 夏休みのこの時期に結城の講演を企画なさったとのこと。

結城に声を掛けてくださったのは、同校の増田菜美先生。 結城がお話をいただいたのは四月の終わりです。 増田先生は、結城の書籍のレビューアもなさっている方で、 講演実現のために細かく準備を進めてくださいました。 感謝いたします。

私の演題は「言葉が持つ力」というものです。 「名前の話、偶数の話、図形の話」という三つの話を通して、 ふだん私たちがあたりまえのように使っている言葉が、 どれだけ大きな力を持っているかというお話をしました。 「言葉」の話ではありますが、題材の中には数学の内容が多く含まれています。 既習範囲をちょっぴり超えて、 新しい世界を体験してもらおうと講演を整えました。

結城はこれまでに「数学ガールの特別授業」として、 年に一回か二回ほど講演をしています。 しかし、今回のように中学生向けに話したのは初めての経験でした。 ありがたいことに、生徒のみなさんはとても楽しんでくれたようです。

結城の講演が終わった後、生徒さんが持ってきたノートや結城の本にサインをしました。リアル数学ガールたちですね!  一枚の紙を折り紙のようにして作った「本」を結城にくれる人や、 オリジナルの数列の問題を結城に出題してくれる人もいて、たいへん楽しく過ごすことができました。

その後、筑紫女学園の図書室を見学させていただきました。 図書室では、結城の講演に合わせ、結城の本のコーナーも用意してくださっていましたね。 ありがとうございます。図書室の本にも何冊かサインさせてもらいましたよ!

その後、教室で何人かの先生との交流会を持ち、 教えることや学ぶことについて、楽しく意見交換することができました。

結城にオファーしてくださり、 今回の講演を実現させてくださった増田先生に深く感謝いたします。

 * * *

今日(27日)に生徒さんからの感想文が届き、 みなさんがそれぞれに当日のようすを語ってくれたものを読むことができました。

  • 言葉の大切さと数学のおもしろさに気付きました
  • 数学は苦手だと思っていたけれど、私にもわかるんだと思えた
  • いつもと違うところから数学を見る目が生まれた
  • 言葉が持つ力は大きくてすばらしい!
  • 数学と言葉は無関係だと思ってたけどそうじゃないとわかった
  • 言葉というモノに対して持っていた概念が見事にひっくりかえされた
  • 数学に対するイメージがガラッと変わりました!

用紙にびっしりとそんな生徒さんの言葉が書き込まれていて、 それを読みながら結城は感動で涙が出てきました。

いつもと同様に、講演は結城のiPhoneのボイスメモで録音しましたので、 これから文字起こしとリライトを行い、 何回かに分けて「結城メルマガ」で配信していきたいと思います。 タイトルは「数学ガールの特別授業(筑紫女学園編)」ですね。

ということで、結城メルマガ購読はこちらからどうぞ!

ちなみに「数学ガールの特別授業」は、 こちらに結城メルマガの過去ログとしてリンクがあります。


2016年7月3日

最近、esa.io を使っています


最近、esa.io というサービスを使っています(esaの発音は「エサ」です)。 チーム内でドキュメントを共有するサービスですが、結城がひとりで使っています。 最近Twitterでたくさん使用感をつぶやいているので、 トライアルユーザがたいへん増えていると中の人から聞きました。 もちろん、ステルスマーケティングをしているわけではありませんよ。

ひとりで何に使っているかというと、 とりあえずは「日報」や「週報」を書くのに使っています。 いい感じで続くようなら、継続的に使おうかなと。 結城の課金が始まるのは9月なので、のんびり試します。

esaを使うのは、自分のふだんの仕事を振り返るいい機会になっています。 結城が、何をどう考えて自分の仕事を進めているのか。 そのあたり、また時間をとってまとめたいな。 そうだ、ちょうど明日は月曜日。 結城メルマガの記事にしましょう。


2016年6月20日

「式とグラフ」「数学ガールの誕生」が半額セールです!


「SBクリエイティブ晴耕雨読キャンペーン」の一環として、 結城浩の以下の二冊(電子書籍)が半額セール中です!

  • 『数学ガールの秘密ノート/式とグラフ』
  • 『数学ガールの誕生 理想の数学対話を求めて』

電子書店さんへのリンクは以下の通りです。

この機会にぜひご利用ください!

■Kindle

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2016年6月8日

iTuring Interviewに、結城浩のインタビュー記事(中国語)が公開されました。


『暗号技術入門 第3版』の中国語版がまもなく発売になります。

それを記念して、出版会社Turing Booksが運営している「iTuring Interview」というWebコラムに、 結城浩のインタビュー記事(中国語)が掲載されました。

このコラムでは「この本の著者についてもっと知りたい!」と思っている読者の方々に応えるため、 著者へのインタビューを行っています(総計100名以上)。 クヌース先生やカーニハン氏もインタビューされています。

中国語版として『プログラマの数学』や『数学ガール』『数学ガール/フェルマーの最終定理』が同社より刊行され、 たくさんの読者さんから喜ばれております。

今回結城をインタビューし、中国語に翻訳してくださったのは、 『暗号技術入門』の翻訳者、周さんです。 ありがとうございました!


2016年6月5日

6月ですね


最近の日記(というか、淡々とした作業日誌)は、log.hyuki.net の方に書いています。 でも、読んでもあまり面白くはないです、きっと……

結城のライブな毎日はTwitterの方に書いています。 まあ、こちらの方も淡々とした作業日誌とあまり変わりませんけれどね……

それから、月に一回か二回ほど「結城浩ニュースレター」というメールを配信しています。 こちらには、最近の結城の活動をコンパクトにまとめてあります。 これもまた、淡々としたリンク集ですけれど(そればっかりですな)。


2016年5月31日

『数学ガールの秘密ノート/やさしい統計』準備中


今年の秋に刊行する「数学ガールの秘密ノート」第8弾は、 『数学ガールの秘密ノート/やさしい統計』 というタイトルになる予定です。

いつもの通り、Web連載をまとめて加筆修正し、 練習問題とその解答などを追加して一冊の本に仕上げていこうと思います。

『数学ガール6』の執筆も進めていますが、 『数学ガールの秘密ノート/やさしい統計』もしっかり作っていきますので、 どうぞご期待ください!

なお本日、本書のオンラインレビューをお願いしたい方々に、 レビュー依頼のメールをお送りしました。 レビューアの人数が多くなりすぎてしまったので、 今回は人数をだいぶ少なくさせていただきました。 ごめんなさい。


2016年5月18日

以前の自分よりも、考える力が身についた(27歳のソフトウェア開発者による『数学ガール』感想)


結城から

27歳のソフトウェア開発をしている方から、 『数学ガール』へのご感想をいただきました。 許可を得てシェアいたします。

読者さんから

初めまして、私は27歳の社会人です。職業はソフトウェア開発業で、2016年4月で4年目になりました。 大学では、数理科学、情報工学を学んでいました。

私は数学ガールを通じて、数学をより一層好きになりました。 その思いをメッセージとして送信します。

数学ガールは大学4年生時に知りました。 初めて読み終わった感想は、、数学ガール1巻のP19のテトラちゃんと同じく、 「頭の掃除をしていただいているみたい」でした。

私は大学時代に、理工系の大学生が学ぶ基礎的な数学は一通り学んだつもりでした。 微分積分、テイラー展開、オイラーの公式、行列、線形空間と線形独立、互いに素、群、環、体、etc

しかし、定義も公式もただ憶えて、テストに合格するために問題を解いていただけのようでした。 数学ガールを読んでから、バラバラに憶えていた知識が綺麗に整理されていくことを実感しました。 それはもう、本当に驚くことばかりで、衝撃でした。

数学ガール1巻の最初の方に、素因数に1が含まれないのはなぜ?という話がありました。 「素因数分解の一意性」と言われると納得しましたが、自分では疑問にも思わなかったことでした。

数学ガールには、常に「なぜ?」という疑問を問いかける場面がたくさんあります。 この本に出会ってから、以前の自分よりも、考える力が身についたと思いました。

また勉強することは、自分一人でやっている孤独なモノでした。 しかし、数学ガールを読んでいる時は「僕」や「テトラちゃん」の輪の中に入って 考えているようで、とても楽しく読めました。

例え現実では一人でいても、自分一人でいても夢中になれる居場所ができた、と感じました。

今は職業上、コンピュータや情報処理技術者試験の勉強をしています。 これからもずっと、勉強を続けていきますが、その励みになっています。

この物語を世に送り出して頂き、とても感謝しております。 これからも続編を楽しみにしております。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

結城から

こちらこそ、お読みいただきありがとうございます。 応援も感謝です!

お仕事はたいへんだと思いますが、考える力を駆使してがんばってくださいね!


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