メーリングリストと勉強のきっかけ

結城浩

2003年1月23日

ふゆはつとめて ゆきのふりたるは いふべきにもあらず (枕草子)

昨晩、 private finalとImmutable話題で[DP/ML]にメールを出したような記録があるが、 よく覚えていない。 半分寝ながら(手が勝手に)メールを書いていたらしい。やれやれ。

それはさておき、 以前も書いたような記憶があるけれど、 メーリングリストを自分の勉強のきっかけ、トリガー、刺激剤とするのは とてもよいと思う。 メーリングリストへ新規投稿するのでもいいし、 そこに流れている話題に、自分なりの解答・意見を投稿するのもいい。 それをきっかけにちょっと一歩進んで調べたり、 他の人の意見を参考にできたりする。 もちろんROMでもいいのだけれど、 自分なりの活用方法を考えるとなかなか素敵。 本を読んでもつかみにくいことが、 誰かの一言で氷解することもある。

もちろん、 かえって混乱することもあるかもしれないけれど。 たとえば、初心者歓迎の技術系メーリングリストだと、 その危険性はあるかもしれない。 ある技術の初心者「だけ」が集まっているなら特に (と書いたのは、特にどこかのメーリングリストに対しての批判ではありません。 単に思ったことを書いているだけです。念のため)。