情報発信って何だろう

結城浩

『Perl言語プログラミングレッスン』入門編サイン本の発送準備。 昨日は4冊発送して、今日3冊を発送。これで全部。 あとは(私と家内の)実家に送付予定。 お父さんは喜んでくれるだろうか。 喜んでくれるといいな。

perl-lesson ML (『Perl言語プログラミングレッスン』関連メーリングリスト)に参加者が少しずつ増えてきた。 どういうメーリングリストになるかわからないけれど、 Perlに関するおしゃべりや、 本書についての質問・意見などをやりとりできる場を作っておこうと思う。 前からeグループにメーリングリストを作ってみたいなと思っていたのでちょうどいいタイミング。 メールマガジン『Perlクイズ』でこのMLを紹介したのだけれど、 その直後に急に人数が増えてびっくり(発行後、数時間で8人から急に17人に)。 ある程度人数が集まっている(しかも興味が一致している)メールマガジンって確かに宣伝効果はあるみたいです。

メールマガジンは個人が作れる小さなメディアですね。 いや、メールマガジン『Perlクイズ』は現在参加者が3783人いる。 Perlに興味を持っている人が3783人、というのはそんなに小さなメディアじゃないなあ。

インターネット(Web)が急速に広まり始めたころ、 よく「情報発信」という言葉を使いましたよね。 でもホームページを作るだけが情報発信じゃない。

など、いろんな方法がある。 もちろん全部を運営する場合もある。 自分が主催者側に回るのが好きな人もいるし、 参加者側に回るのが好きな人もいる。 …ってそういうのは当たり前の話なんだけれど、 私は面白そうなことにすぐに首をつっこみたがるので、 結局は全部自分で一通りやってみたくなるのだなあ、と思う。 何かねえ、見ているのと、 やってみるのとでは大違いという所も多々あって、 面白いんですよね。

前にも書いたような気がするけれど、 例えば掲示板。 掲示板で他の人の書き込みを読んでいるだけ、 というのと、書き込みをする、というのはずいぶん気分的に違う。 (ですよね? 生まれて初めてWebの掲示板に書き込みするときって緊張しませんでしたか。 チャットで指はふるえませんでしたか。) また、掲示板の参加者でいるのと、管理者でいるのはこれまた違う。 (管理者をやった経験のある方、そう思いませんか。 他の人の書き込みにどう反応するか、レスをつけるつけない、削除すべきかどうか、 いろいろ悩みませんでしたか?) そういうのって、いろいろ「やってみないとわからない」って感じがします。

やってみると、他の人の気持ちがよくわかるようになったりします。 例えば、個人ホームページを公開してすぐは、いろんな人から反応やメールがある。 でも、一ヶ月もすると(よっぽどアクティブなページでも)他の人からメールなんて来やしないのだ。 作品(例えばソフト、例えば翻訳)の公開でも同じ。 間違いがあっても、めったなことで読者は「ここ間違いがありますよ」なんて教えてくれない。 だからこそ。 私はネットを巡っていて間違いを見つけたなら、 その人にフィードバックをしたいな、と思うのだ。 もちろん、間違いだけの指摘ではあんまりなので、なぜそのページに来るようになったか、 そのページのどこが気に入ったかも一言添えて。

逆に、フィードバックをくれる人の価値がいかに高いかも理解できる。 よいフィードバックでも、悪いフィードバックでも、 ともかくその人は私のページを見て何かを感じてくれた、 そしてわざわざ自分の貴重な時間を割いてメッセージを送ってくれた。 内容以前に、その行為に対して感謝したい、と私は思うのだ。 感謝の気持ちをできるだけ表現したいが、 なかなか時間的に全員にお返事をできない。 これは心苦しいが、気持ちの上ではいつも感謝しているのである。

まとまらないけれど、こんなところで。 さてっ、仕事仕事!

…と思ったけれど、もう一言だけ。 もしあなたが、何かを表現したいなら、 インターネットを使っていろいろやってみましょうよ。 そして、 面白いページ、面白いメーリングリスト、面白い掲示板、面白い何か、 ができたなら、ぜひ教えてくださいね。

(2001年1月25日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則