宿屋には彼らのいる場所がなかった

結城浩

マリヤは月が満ちて、男子の初子を産んだ。 それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。 宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

(ルカの福音書2章6、7節より)

宿屋には彼らのいる場所がなかったからである…
宿屋はいっぱいだった。ヨセフとマリヤがいる場所はなかった。
産まれたばかりの幼子イエスは飼葉おけに寝かされた。
宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。

私の心もこれに似ているかもしれない。
この世のことで心がいっぱいになっているとき、
得意の絶頂にあって心がいっぱいのとき、
神さまがそこに入ってくることはできないのかもしれない。

絶望のあまり心が空っぽになっているとき、
みじめな思い、自分の汚さや醜さにうちひしがれているとき、
神さまはそこに入ってこられるのかもしれない。

神の独り子イエスが受肉したとき、
イエスは王城や宮殿で産まれたのではなかった。
布にくるまれ、飼葉おけに寝かされたのであった。

イエスさま、どうぞ私の心の王座を占めてください。
私自身はとるにたりない飼葉おけのような存在ですが、
あなたにいらしていただく以上の喜びはありません。

(1997年12月2日の日記から)

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