PerlとPHPとFlash

結城浩

読者からの質問

こんにちは、いつも楽しく拝見しています。 プログラムを学ぶようになって、 最初はわからなかったことが、 後から徐々に理解できてくるのが自分が成長しているようで楽しいです。

2つ質問があります。PERLとPHPはどのように違うのですか? またどちらを勉強したほうがよいと思われますか。

もう1つは、プログラムではないですがFlashについてです。 最近よくサイトに使われていますが、必要だと思われますか。 もしよろしければ、お答えください。

お体にはくれぐれも気をつけてください。 新刊楽しみにしています。

結城からの回答

こんにちは。 プログラミングを学ぶのは楽しいですよね。

PerlとPHPがどのように違うか、を一言で言うのは難しいですね。 どちらかといえば、PHPのほうがPerlよりもWeb指向だと思いますけれど、 PHPにできることはPerlにもできるし、 PerlにもできることはPHPにもできます。 片方で学んだことは他方を学ぶときに無駄にはならないと思います。

どちらを勉強したらよいか、 という問いについては「場合による」という答えになりますね。 Webをあちこち見て、 PHPはこういう風に使われているのか、 Perlはこんな風に使われているのか、 という情報をつかんでいくのがよいと思います。

もしもやりたいことがはっきりしているなら、 そのやりたいことと似たことをしている会社や個人を探し、 その人がどんな道具を使っているかを調べるのもよいでしょうね。

私はPHPよりもPerlを使っています。 PHPはそれほど詳しくはありません。 Perlを使っている理由はたまたまPerlを使い始めたからで、 自分がやりたいことがそれでできるので、 特にPHPを新たに使う必要性を感じなかったからです。

Flashについても「場合による」と思いますよ。 たとえばテクニカルな情報サイトだったらあまり好まれないでしょうけれど、 アート系(?)サイトの中にはFlashがないとつまらないというサイトもあるでしょうし。

数年前に比べて通信回線のスピードは格段に上昇していますから、 Flashを使っているからといってそれほどストレスを感じなくはなってきました。 でも、Flashを使っているサイトをよく見てみると、 代替ページとしてHTMLのサイトも用意していますね。 それは、Flashを見ることができないユーザにも対応したいからです。 Flash「だけ」という路線はあまり好まれないと思います。

要するに、PHPもPerlもFlashも道具ですから、 適切な場面で使えば有効ということですね。

(2003年2月22日の日記から)

豊かな人生のための四つの法則