長男のためにゴミ収集

結城浩

2001年2月1日

家を出てしばらくすると、長男から泣き声で電話。 泣いているので何を言っているかわからない。 何でもとにかく戻ってきてほしいとのこと。 家に戻りながら話を聞くと、 まだ遊んでいない何かのおもちゃを誤って今日のゴミとして捨ててしまったから 回収してほしい、という。 ゴミ収集所にいくと幸い今日出したゴミはまだ収集車に収集されていない。 家に持ち帰ると、長男はべそをかいている。 ダイレクトメールでやってきた何かの教材のサンプル(「あいうえおの練習」みたいなの) を誤って捨てたらしい。 もうぐちゃぐちゃになっていたけれど、 一部は救出。 長男はちょっと納得したようだ。

まだ生きているインスタンスを、 ガーベジ・コレクタが誤って回収してしまった、 というお話。