『けんきん』って何だか知ってる?

結城浩

2000年12月14日

クリスマス献金についての長男との会話。

結城「ねえ、『けんきん』って何だか知ってる?」

長男「んー、知らない」

結城「『けんきん』はお金だよ」

長男「ずでん」

結城「何のお金だと思う?」

長男「神さまのお仕事のためのお金」

結城「そうだね。神さまのお仕事って何?」

長男「わかんない」

結城「困った人を助けたり、いろいろだね。神さまは何でもできるお方だけれど、私たちも神さまのお手伝いをすることがあるよ。 何でだかわかる?」

長男「わかんない。神さまのお手伝いをした方が早くできるから?」

結城「いや、きっと神さまが全部なさった方が早くできるね。 でもね、きっと、神さまは私たちといっしょになさった方がうれしいんだよ」

長男「ふうん?」

結城「ほら、この間、お父さんの仕事をお手伝いしてくれたでしょ。 マーカやボールペンで。あれ、楽しかった?」

長男「うん、楽しかった!」

結城「お父さんも楽しかったよ。お父さん一人でやった方が早いかもしれないけれど、 手伝ってもらってとてもうれしかった。神さまもきっと同じだよ。 私たちがよいことをして神さまのお手伝いをすると、とてもうれしいんだと思うよ」