読者さんからのメール

結城浩

2004年10月29日

わたしの本を愛読してくださっている読者さんから、 とても励ましになるメールをいただきました。 許可を得てご紹介します。 システム開発をなさっている男性からです。

これまで、結城さんの本には大変お世話になっており、 ひと言お礼が言いたく、このたびメールさせていただきました。

まず最初に結城さんの本に出会ったのは、向かいに座っていた 会社の同僚のデスクの上に置いてあった デザインパターン本と Java本(下)でした。 この2冊は、人が買った本にもかかわらず手垢と鉛筆で真っ黒になるまで本当によく活用させていただきました。 今自分がオブジェクト指向で仕事が出来るのもこれら本のおかげだと感謝しています。

次に読ませていただいたのは 暗号の本。これは自分で購入しました。 暗号には特に興味がなかったのですが、本屋さんでたまたま目に止まり パラパラと立ち読みしてたのですが、あまりの面白さに気がついたら 脇に抱えてレジに並んでいました。 最初はあくまでも見聞を広げる意味で読んでいたのですが、結果、 現在関わっている開発でのセキュリティ設計にかなり役立たせて いただいています。本当にありがとうございます。

その次は、 デザパタ マルチスレッド編でした。 この本を読むまでは、マルチスレッドが苦手で食わず嫌い的なところが あったのですが、この本のおかげでそれが払拭できたように思います。 少しは自信を持ってマルチスレッドの設計が出来るようになりました。 重ね重ねありがとうございます。

また、自分ポータルとして、 Wiki入門& YukiWikiも活用させていただいています。 まだ個人でしか活用できていませんが、そのうち周囲の同僚に公開して 徐々に知の蓄積が出来たらと思っています。

最近、向かいに座っていた同僚が転勤になり、あの真っ黒な デザパタ本も「これだけは持っていく!」と言って持って行かれちゃいました。 でも、私もあれがないと困るなぁと思ってたら抜群のタイミングで「増補版」! 迷わず購入させていただきました。まだ白いですが、また黒くなるのも もう時間の問題ですね。

結城さんの本は、いつも私を助けてくれます。 どれだけ感謝してもし足りません。 私が結城さんを助けることはきっと出来ないでしょうけど、 勝手に応援させてください。

現在執筆中の本もとても楽しみです。 ただ、お体にだけは気をつけてくださいね。 息子さんの病気も早く治るようお祈りします。

拙い内容で恐縮ですが、感謝の気持ちが少しでも伝われば嬉しいです。

結城から

とても大きな励ましのメールをありがとうございます。 すごく励まされ、また少しでも拙著があなたのお役にたてたこと、 うれしく思っています。いまお返事を書きながらにこにこしています(^_^;

「私が結城さんを助けることはきっと出来ないでしょうけど」とお書きになっていますが、 あなたのメールがどれほどわたしにはげましを与え、助けとなってくれることか…。 子供の健康まで気遣っていただき、ほんとうにありがとうございます。

書籍執筆は楽しいですけれど、読者からどのように受け入れられているのか、 手探りの部分が多いものですから、 読者さんからの反応はとてもうれしいです(よい反応でも、辛口でも)。

システム開発ということで、お忙しい毎日を送っていらっしゃることと思います。 あなたのお仕事・また毎日の生活が、スムーズに進み、 豊かで実り多いものとなりますようにお祈りしております。

では!