子供に絵本を読み聞かせる

結城浩

2003年4月24日

読者の方から素敵なメールをいただいたのでご紹介します。

結城様

こんにちは。 イースターの日、これまでに思いもしなかった 素敵な素敵なイースター礼拝にあずかりました。 教会での祝福をいただいて1週間を歩む生活が、 とても嬉しい毎日です。 神様がこんな日を私に用意していてくださったなんて‥。 こんなに幸せでいいのかな、という思いで、いっぱいです。

「絵本を読むときのパターン・ランゲージ」の中の、 「お祈りと子守唄」を拝見して、思いました。 私の2人の子供達にも、ずっと読み聞かせをしてきました。 寝る前に寄り添って本を読んでもらうのは、きっと気持ちの いいことだと思うのですが、それ以上に、母親の私が、 この時間をどんなに楽しんでいたでしょう。 私が本を楽しいな、おもしろいな、こわいな、と思っている ことが、子供にはそのとおりに伝わります。 途中で自分が眠くなって、無理に文字だけ追って読んで しまった時でも、子供はちゃんと聞いているので、あとで 寝顔を見ながら(きょうはごめんね)と謝ったり‥。 この時間は母と子の大事な時間、私も幸せになれる時間です。 下の男の子が小学5年生になりました。 でも、まだ続いています。もうしばらく、読み聞かせを続けさせて ください、神さま。

「今日一日を感謝するお祈り」を読んで、こんなお祈りが できたら本当にいいなあと思いました。 幸せな気持ちで安心して眠りに落ちることができるでしょうね。 子供は、食事の時と、就寝前に悲しいことがあると、成長に 重大な影響があると、何かで読んだことがあります。 親は子供に対して、とても大きな責任を負っていますよね。 すこやかな心を育ててあげたい、と願っています。