2012年5月

結城浩の日記

目次

2012年5月31日

アマゾンでも『数学ガール/ガロア理論』が「在庫あり」になりました! この記事(2012年5月31日15:39)を含む「はてなブックマーク」    

おとといごろから書店さんに並び始めている最新刊『数学ガール/ガロア理論』ですが、 アマゾンさんでも「予約可」から「在庫あり」に在庫状態が変化しています(2012-05-31 15:39現在確認)。

「在庫あり」というのは配送センターに1点以上の在庫がある場合で、 通常、注文確定後すぐに出荷準備が開始される状態とのことです。

また今年もTwitterで、 たくさんの書店さんや読者さんが「入荷!」や「購入!」の ツイートをしてくださっています。応援ありがとうございます。

通信販売やリアル書店さんなど、それぞれの流通経路を通って、 読者さんの手に『数学ガール/ガロア理論』がスムーズに届きますように!

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2012年5月29日

新刊『数学ガール/ガロア理論』は最速で今日店頭に並ぶかもしれません → 並んだようです この記事(2012年5月29日05:05)を含む「はてなブックマーク」    

今日は朝からドキドキしています。

結城浩の最新刊が、 もしかしたら今日から書店さんの店頭に並ぶかもしれないからです。

『数学ガール/ガロア理論』は最速で2012年5月29日(つまり今日)に並ぶ可能性があります。 でも、どこの書店さんに並ぶのかは結城も知りません。 最近は入荷・在庫状況をツイートしてくださる書店さんもいらっしゃると思うので、 どきどきしながらwatchしていようかと思っています。

昨年2月の 『数学ガール/乱択アルゴリズム』のときには発売日近辺で週末にかかり、 たくさんの書店さんや読者さんが「入荷!」や「購入!」のツイートをしてくださいました。 感謝です。

Twitterを見ていると、書店さんめぐりをしていらっしゃる方もおられるようです。 もしも購入なさったらぜひツイートしてくださいね。 どきどきしながら見ています。

昨日は、数学ガールたちがトラックや電車に乗ってお出かけの準備をしているところを想像していました。 全国の読者さんのところへたどりつくまで、しばしの小旅行。 もうすぐ、会えますね!

追記

Twitterを見ていたら、5/29の午後くらいから、 いくつかの書店さんで『数学ガール/ガロア理論』が購入できるようになったようですね。 ツイートしてくださったみなさん、ありがとうございます!

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2012年5月27日

ペンテコステ礼拝 この記事(2012年5月27日22:28)を含む「はてなブックマーク」    

今日は日曜日。ペンテコステ礼拝でした。 ペンテコステというのはキリスト教でとても大切な日の一つです。 簡単に並べますと、

ということです。 ペンテコステは「聖霊が降臨したとき」と表現されたり、 「教会が誕生したとき」と表現されたりします。

イエスさまは、十字架にかかって死に、三日目に復活します(これがイースター)。 そしてその後、天に昇られます。 イエスさまが天に昇ってから、 十日後に聖霊さまが降臨なさいます(これがペンテコステ)。 そして現代に至るわけですが…

イエスさまの生涯を振り返るときには、 使徒信条(しとしんじょう)をなぞるのがよい方法ですね。 使徒信条は、キリスト教のエッセンス。 クリスチャンが信じていることを簡潔に表した文章で、 教会で唱えられているものです (カトリックとプロテスタントで文言は異なりますし、 教会によっても多少異なるそうです)。

使徒信条

われは天地の造り主、全能の父なる神を信ず。 われはその独り子、われらの主、イエス・キリストを信ず。 主は聖霊によりてやどり、処女(おとめ)マリアより生まれ、 ポンテオ・ピラトの元に苦しみを受け、十字架につけられ、 死にて葬られ、黄泉(よみ)に下り、 三日目に死人のうちよりよみがえり 天に上り、 父なる神の右に座したまえり。 かしこより来たりて、 生けるものと死にたるものとをさばきたまわん。 われは聖霊を信ず、聖なる公同の教会、 聖徒のまじわり、罪の赦し、 からだのよみがえり、とこしえの命を信ず。 アーメン。

これが使徒信条であり、 クリスチャンが信じていることのエッセンスがここにあります。

たとえばここに「父なる神」「独り子イエス」「聖霊」と書かれていますが、 これがいわゆる「三位一体」の神さまの三つの位格です。

イエスさまについては、

と書かれています。 ペンテコステについては使徒信条では強くは書かれていませんが、 教会とあわせて語られていますね。 その前に書かれている「かしこより来たりて」というのは、 「聖霊降臨」のことではなく、 イエスさまがまた裁きのためにやって来られる「再臨」のことです。

そして、使徒信条ではもちろん、 「罪のゆるし」「復活(からだのよみがえり)」「永遠の命(とこしえの命)」についても 語られています。

あ、そういえば、 「マルチン・ルターの小信仰問答書」の中で、 宗教改革のマルティン・ルターが書いた「使徒信条について」という文章を 自分が翻訳していたことを思い出しました。 ご興味のある方は、そちらもごらんください。

この中の、 第二部:使徒信条についてというところにルターによる使徒信条の解説があります。

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2012年5月25日

編集部から『数学ガール/ガロア理論』が到着しました この記事(2012年5月25日15:10)を含む「はてなブックマーク」    

今月末刊行となる『数学ガール/ガロア理論』が編集部から届きました。

自分の新しい本が届くときというのは何ともいえない喜びがあります。 もう、ひたすら感謝、感謝です!

さっそく、記念撮影。

本棚に並べてみました。

厚さは見ての通り『数学ガール/乱択アルゴリズム』と同じくらいですが、 若干「乱択」の方が厚いですね。

現在の情報ですと、 最速で書店さんに並ぶ可能性があるのは2012年5月29日だそうです。 実際には5月30日以降に並ぶことになると思います。 書店さんに並ぶまで、もう少し。 応援よろしくお願いいたします。

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2012年5月23日

目標達成!(数学ガール英語版コミックス制作のクラウドファンディング) この記事(2012年5月23日10:08)を含む「はてなブックマーク」    

結城から

ここしばらく 日記やTwitterでお伝えしていた「数学ガール英語版コミックス制作のクラウドファンディング」の件ですが、 みなさんの応援により、本日、目標額を達成しました! 深く感謝します。

これを受けて、"Math Girls" 翻訳者のトニーさんから、お礼とお知らせのメッセージが届いていますので公開します。

なお、本件に関するお問い合わせは、 Bento Books さんへ直接送ってくださいますようお願いいたします。 キャンペーンページのsend messageから送ると、翻訳者のトニーさんに直接届きます。 もちろん日本語でも大丈夫です。

また、以下のKickStarterプロジェクトが本家です。 情報の更新がある場合がありますので必ずそちらもご確認ください。

* * *

翻訳者 Tony Gonzalez から

日本の数学ガールファンのみなさん、いつも弊社 Bento Books へのご支援をありがとうございます。

「Math Girls Comic」(数学ガールコミックスの英訳)の Kickstarter による資金調達キャンペーンが、本日、目標達成しました!

大変うれしく思っています。 日本からのサポーターを含めて、プレッジを入れて下さったみなさんにとても感謝しております。

さて、今後の流れと注意点についてお知らせいたします。

Kickstarter のシステムでは、キャンペーンが目標達成しても、 締切日までは「新規プレッジ」や自分が入れたプレッジの「金額変更」ができます。 「Math Girls Comic」の場合、締切日は2012年6月10日です。 逆に、締切日が過ぎたらキャンペーンがフリーズされ、新規プレッジや金額変更はできなくなります。 そして、締切日時点でのプレッジ総額が、弊社 Bento Books に送られます。 これでキャンペーン終了です。

キャンペーン終了した後の流れですが、 まず、コミック版の翻訳原稿をレタリング会社に送り、日本語→英語のセリフや効果音テキストの置き換え作業を始めます。

また、コミック版の本以外に「Math Girls」の小説版が「見返り」として入っているプレッジに関しては、 キャンペーン終了後すぐに印刷の注文を入れ、印刷屋さんから上がってきたらすぐに資金提供者に送ります。 これは$45(日本への郵送の場合$65)以上のプレッジになります。

コミック版の準備としては、 レタリング、品質チェック、データ編集、印刷などいろいろありますが、 できるだけ2012年の8月中に終わらせるように頑張りたいと思っています。 コミック版が出来次第、すぐに各資金提供者に郵便で送ります。 その進行状態は常にキャンペーンページの Project Updateにてブログ形式で書こうと思いますのでぜひお読みください。 なお、プレッジを入れて下さった方には、Project Updateの内容が自動的に電子メールで送られます。

キャンペーン終了後、 Kickstarter.comから、送り先の住所などを指定するフォームへのリンクが電子メールで送られてきます ので、見落とさないようにくれぐれもお気をつけてください。

このたびは、キャンペーンへのご支援まことにありがとうございます。

引き続き、弊社 Bento Books ならびに数学ガールへの応援をよろしくお願いいたします!

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2012年5月18日

数学ガール英語版コミックス制作にあたってのクラウドファンディング(続報) この記事(2012年5月18日06:07)を含む「はてなブックマーク」    

先日ご案内した「数学ガール英語版コミックス制作にあたってのクラウドファンディング」の続報です。

キャンペーン開催後一週間が経過し、2012年5月18日午前6時10分現在、 目標額の52%、支援者112名に達しました! みなさん、数学ガールコミックス英語版プロジェクトへの支援、ありがとうございます!

Bento Booksからの追加情報があります。 Update #4によれば、

...if the Math GIrls comic Kickstarter campaign is successful, we’ll be using 5% of all net profits from sales of the comic to fund other Kickstarter projects. In the case of the Math Girls comic, we’ll be pledging for projects related to mathematics education.

(...もしも Math Girls コミックのKickstarterキャンペーンが成功したならば、 私たちはこのコミック売上の純利益の5%を、他のKickstarterプロジェクトに投資しようと思います。 このMath Girlsコミックの場合、私たちは数学教育に関するプロジェクトに pledge します)

とのことです。 みなさま、引き続き応援よろしくお願いいたします。

みなさんご自身がこのプロジェクトに投資してくださることは、もちろん大きな「応援」ですが、 みなさまのお友達にこのプロジェクトのことをお伝えくださることも大きな「応援」になりますので、 ぜひ、よろしくお願いいたします。こんな感じ↓で。

『数学ガール』英語版コミックスの翻訳・制作をしている Bento Books がクラウドファンディングを行っています。 出資した人は、出資額に応じた「限定版」などがもらえるとのこと。 詳しくは、 http://www.kickstarter.com/projects/1080482277/math-girls-comic-0 を見てくださいね。

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2012年5月16日

『数学ガール/ガロア理論』は発売を待つばかり この記事(2012年5月16日12:30)を含む「はてなブックマーク」    

「数学ガール」シリーズ最新作『数学ガール/ガロア理論』は、先日すべての編集作業を終えました。 編集部から印刷所の方へ、そしてさらには印刷所から書店さんへ作業は移っていくことになります。

現在の最新情報によりますと、 『数学ガール/ガロア理論』が書店に並ぶ可能性がある最速の日付は2012年5月29日で、 通常は5月30日以降になるとのことです。

180年前の5月30日に20歳の青年ガロアは決闘を行い、31日に病院で亡くなりました。 奇しくもその日に出版ということになりましたね。

「数学ガール」シリーズをずっと愛読してくださるみなさん、 また本シリーズを最近お知りになったみなさん、 もう少しで発売される『数学ガール/ガロア理論』を、どうぞ応援よろしくお願いいたします。

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2012年5月12日

数学ガール英語版コミックス制作にあたってのクラウドファンディングと「限定版進呈」などについて この記事(2012年5月12日16:00)を含む「はてなブックマーク」    

結城から

詳細は、Bento BooksさんのKickStarterプロジェクトの方をごらんください。

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2012年5月10日

公立はこだて未来大学で結城浩セミナーを実施しました この記事(2012年5月10日20:00)を含む「はてなブックマーク」    

(付記:このセミナーの一部は、2012年5月15日配送のメルマガ Vol.007 にて配送しました)

(付記:このセミナーの内容は、書籍『数学ガールの誕生』としてまとめられました)

* * *

2012年5月9日、北海道 函館にある「公立はこだて未来大学」で「結城浩セミナー」を実施しました。

結城浩セミナー?

結城は、 未来大学複雑系知能学科の高村博之教授からの招聘を受けて、 「『数学ガール』の誕生と展開」 というタイトルの講演とフリーディスカッションを行いました。 その全体が「結城浩セミナー」です。

詳しいプログラムは次のようなもの。

結城浩セミナー@公立はこだて未来大学

日時:平成24年5月9日(水)15:00〜(17:00の予定)
会場:公立はこだて未来大学情報ライブラリー南側フリースペース
講師:結城浩 氏(「数学ガール」シリーズ著者)
参加者:24名
世話人:公立はこだて未来大学・システム情報科学部・複雑系知能学科 高村博之
注意事項:参加者による写真撮影と音声録音は禁止です。

■プログラム

1. スピーチ「数学物語『数学ガール』の誕生と展開」
  (結城氏)

2. 質疑応答とフリーディスカッション
  (結城氏+公立はこだて未来大学関連有志メンバー)

  ・「数学ガール」シリーズについて
  ・数学および数学教育について
  ・学ぶ、伝える、教える、説明する、理解することについて
  ・(ネットのように)直接会わずに学びあうことと、
   (ゼミのように) 直接会って学びあうことについて
  ・その他、結城氏の活動について

3. 親睦会
  ※結城氏は著書へのサインなどの依頼に応じていただけるそうです。

そもそもの経緯

先日もこの日記でシェアしましたが、 高村先生の研究室の学生さんが、数学ガールのコミック版を題材に卒業論文をお書きになりました。

高村先生が(編集部経由で)結城にその卒業論文を送って下さいました。 高村先生とメールのやりとりの中で、先生から結城に講演の依頼がありました。 結城は現在のところパブリックな場での講演は基本的にお断りしています。 でも『数学ガール/ガロア理論』の出版直前の「農閑期」というタイミングと、 高村先生の熱いお招きにより、 例外的に今回のようなセミナーを実施することとなりました。 ありがとうございます。

公立はこだて未来大学について

恥ずかしながら、高村先生から連絡をいただくまで、結城は「公立はこだて未来大学」のことを知りませんでした(すみません)。 Webで調べて「ずいぶんきれいな大学だなあ…それにしても、未来大学ってすごい名前だなあ」という感想を持ったことを覚えています。

ところが。

未来大に今回お邪魔して、非常に非常に驚きました。

「これは…ほんとうに未来大学だ!」

大きな建物に、ふんだんにガラスを使った高い吹き抜けと、これ以上ないほどオープンな空間が演出されています。 よくSF映画に出てくるような未来感にあふれた建物がリアルに存在していることに驚愕しました。 単にきれいなだけではなく、あちこちに椅子とテーブルが配置され、自由にミニ講座を開いたり、自主ゼミを開いたりできます。 空中に浮かんでいるような「デルタ」スペースがあったり、 広場の中にくぼんだ空間があったり、たいへん想像力を刺激されるアーキテクチャでした。 結城がいったときも、「デルタ」スペースで何グループかがハッカソン的なことをやっていましたね。

もちろん教室、講堂、研究室、図書室、コンピュータ室のような普通の部屋もあるのですが、 側面がガラス張りになっているところがほとんどで、どこにいてもすべてが見通せるような感覚。

そこにあるのは未来の空間でした。

お話によれば、オープンキャンパスで未来大を見学に来て惚れ込む高校生は多いとか。 それはとても頷けます。

建物だけではなく、 先生方や学生さんたちとお話をして、 この大学は「教育」ということにたいへん熱心な大学だという印象を受けました。 大学が教育に熱心なのは当然といえば当然ですけれど、特に「教育」に重きを置いているということです。

知的空間、コラボレーション、発想に興味のある方は必見の場所だと思います。

結城浩セミナー

さて、今回の結城浩セミナーは、 その未来大の図書館(情報ライブラリー)のフリースペースをお借りして実施しました。 図書館の中で議論なんて、まるで双倉図書館のようですね。(^_^)

フリースペースといっても、 豊かに声が反響する吹き抜けの場所で、たいへんオープンな気持ちになれるところです。 これ以上ないオープンな場所でのクローズドなセミナーという不思議な組みあわせとなりました。 そこで、20数名の方々と楽しい対話が繰り広げられたのです。

結城は、プロジェクタを使って「数学ガール」シリーズの流れを追いつつ、 各巻に込められた教育的なメッセージをピックアップして紹介するというスピーチを約1時間行いました。 その後、有志のみなさんとのフリーディスカッションが約1時間半。

先生と学生が半々くらいの構成で、みなさんは、椅子やクッションに座り、 おもいおもいにくつろぐ感じでの参加です。

ディスカッションの内容は、主に数学ガール執筆にまつわる話ですが、 先生方からは、ご自身の教育現場の場面を想像しつつの質問が多かったようです。 数学ガールにおける読者に対する動機付けの方法や、トピックと説明の分量の調整についてなど、 形式的な質問と回答ではなく、かなり突っ込んだ内容のやりとりができたと思います。

結城はクールで落ち着いたセミナーにしようと思ったのですが、 当然そんなことは不可能でして、 「数学ガール」シリーズに込めた思いを熱く熱く語る時間となりました。 結果的に予定した時間を30分以上オーバーしてしまいましたが、 その盛り上がりを関係者の方々がうまく受け止めてくださり、 満足のいくセミナーになったと思います。ありがとうございます。

結城が、セキュリティ上の理由から写真撮影禁止のお願いをしたところ、 高村先生は特別の配慮をしてくださいました。 高村先生ならびに、ご参加くださったみなさん、ご配慮ありがとうございました。

サイン会

セミナーの終わりにプチ・サイン会も開きました。 拙著をお持ちいただいた方に「スレッドお化け坊や」や「恋の冪級数」を書きましたよ。 図書館の瑞谷先生(仮名)は図書館にあった結城の本を抱えてきてくださいました。

「え? これ図書館の本ですよね。サインしちゃっていいんですか?」

「はい、ぜひお願いします」

ということで、 未来大の情報ライブラリーにある(当日貸し出されていなかった)結城の本は、 サイン付きになりました(!)。 へたな文字でごめんなさいごめんなさい。

懇親会

夜は先生方が一席もうけてくださり、 ビールと共に北海道のおいしい海の幸をいただきました。 イカ・根ぼっけ・じゃがバタ・本物カニサラダ… ありがとうございます。

最後に

えっと、このWebページをお読みになった方の中には、

「えー、未来大に結城さん来てたの?! だったら行ったのに!」

という人もいらっしゃるかもしれませんよね。申し訳ありませんでした。 単なる講演会ではなく、互いに顔を見て意味のある議論をしたいという考えが結城にあったため、 広く参加者を募ることはせず、人数を絞ってクローズドなセミナーにさせていただきました。 世話役をしてくださった高村先生に苦情を言わないでくださいね m(_ _)m

繰り返しになりますが、 高村先生ならびに参加者のみなさんに心から感謝します!

なお、本記事の一枚目の写真はWikipediaから、 二枚目の写真は公立はこだて未来大学の美馬のゆり先生からいただいた書籍『「未来の学び」をデザインする』からの引用です。

「未来の学び」をデザインする—空間・活動・共同体

どれほど未来的かは以下の画像検索でどうぞ。

追記

上の記事で「デルタ」スペースと書いてあるのは「デルタビスタ」と呼ぶそうです。 二枚目の写真の左上にちょっと見えています。 デルタの形をしたビスタポイント(眺めのよい場所)という意味とのこと。

追記

このセミナーの内容は、書籍『数学ガールの誕生』としてまとめられました。

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2012年5月3日

『数学ガール/ガロア理論』の再校読み合わせが終了しました。あと少し。 この記事(2012年5月3日21:21)を含む「はてなブックマーク」    

昨日、『数学ガール/ガロア理論』の再校読み合わせが終了しました。 これで本書に関して結城ができることはほぼ終了。 気持ち的には「あとは出版を待つばかり」という状況です。

これまでずっと応援してくださっているみなさんに心から感謝いたします。

ここから先は、出版社さんと印刷所さんの方でがんばってくださるはず。 そして各書店さんに送られ、読者さんへ届けられるということになります。

書店に並ぶ日付はまだ正確にはわかりませんけれど、今月末になるかと思います。 ちなみに、奥付の日付は「5月31日」になっています。 ガロアが亡くなった日(決闘の次の日)ですね。

『数学ガール/ガロア理論』の厚さはおおよそ『数学ガール/乱択アルゴリズム』と同じくらいで、 ちょっぴりページ数は少ないかな?という感じです。

難易度は人によって感じ方が違うのでなんともいえませんが、 いつも同様、易しい部分と難しい部分が両方あります。ですから、 どなたにも楽しんでいただけるのではないかと思っています。 そして、これもまたいつも同様、 くりかえして読むたびに《新しい発見》がある本に仕上がっていますよ。 《再読して楽しめる本》だと思ってください。

中身のことはあまり書かない方がいいと思うので書きませんが、 はっきりいって、超!おもしろいです!

どうぞ、ご期待下さいねっ!

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