2011年5月

結城浩の日記

目次

2011年5月26日

原稿書き この記事(2011年5月26日09:22)を含む「はてなブックマーク」    

本を書いています。Evernoteを整理しながら、断片を原稿ファイルに分配。 6, 7, 8, 10章など。 10章を書いているうちに、少し興が乗ってきて書き進める。 自分の中にあるものを、手がファイルに書き写してくれている感じ。 まだまだ原稿以前の出来だけれど、読み返すと少し興奮する。 今回もおもしろい本になりそう。すごく楽しみ。私自身が早く読みたい。

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2011年5月24日

原稿書き この記事(2011年5月24日08:52)を含む「はてなブックマーク」    

本を書いています。第一章。 いつもツイッターでつぶやいているので、すっかり日記がおろそかになった。 今日は頭にちらちら浮かんでいる図をMicrosoft Visioでスケッチしている。 まずまず。まあ、じっくり行きましょう。

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2011年5月21日

高校時代、苦手だった数学に興味を持つきっかけに(『数学ガール』シリーズの感想) この記事(2011年5月21日20:28)を含む「はてなブックマーク」    

大学生の読者さんから、ご感想をいただきました。 許可を得て公開します。ありがとうございます!

読者さんから

はじめまして。「数学ガール」シリーズ、毎回楽しく、ワクワクしながら読ませていただいております。 高校時代、苦手だった数学に興味を持つきっかけを、先生の本が作ってくださいました。

今は、大学図書館にこもっては数学書を紐解いてしまうくらい数学がすきになりました。 文系の大学なので、あまり数学にかかわる書籍がないのでちょっぴり淋しいですが、 大学の近くに公立の図書館があるので、 講義がごっそりない時間帯にそこに行って、ワクワクしながら本を探しています。

今回の「数学ガール/乱択アルゴリズム」は、 もともと興味のあったコンピュータのお話が出てきて、とてもワクワクしながら読みました。

私は高校時代、文系コースに進んだので、 行列という分野についてほとんど理解ができていませんでした。 けれど、じっくりゆっくり読み進めることによって、 基本的な部分は押さえられるようになりました。

確率の問題も、高校時代そこまで得意ではなく、最初は不安だらけでしたが、 ゆっくりじっくり何度も読み返し、 自分の手を動かして考えていくことによって少しずつですが理解できるようになりつつあります。

大学に入って、余裕が少しできてきたので、 最近、この本に出てくる疑似コードをC言語で書いてみようとしています。 プログラミングの勉強を始めたばかりで、頭が混乱してしまうことも多々ありますが、 どうすればうまくいくのかな?と考えながら、 本を読んだり、「数学ガール/乱択アルゴリズム」を読み返してみたり、 C言語の勉強をしたりなどしています。うまく動いたときはとてもうれしいです。

数学嫌いだった私が、数学を好きになるきっかけを与えてくださった先生に感謝をしつつ。 ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。 結城先生、これから夏になってとても暑くなってきますが、体に気を付けてお過ごしくださいませ。

結城から

メールありがとうございます。 自分から本を読んだりいろんな勉強をなさっているようすがよく伝わってきます。 「数学ガール」シリーズがそのきっかけになれたのなら、ほんとうにうれしいです。

そんなふうに「学ぶこと」に興味を持ち、主体的にアクションを起こしていくのは素敵ですね。

ご連絡感謝です!

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iPhoneアプリの朗読執事で「幸福の王子」がリリース この記事(2011年5月21日11:51)を含む「はてなブックマーク」    

iPhoneアプリの朗読執事で「幸福の王子」がリリースされました。

結城が2000年に翻訳・公開しているオスカー・ワイルドの「幸福の王子」を、 朗読執事のマーク・ブック氏が朗読します。

なお、iPhoneアプリの朗読少女の「マッチ売りの少女」もあります。 こちらは朗読少女の乙葉しおりちゃんが朗読します。

こういう形でフリーなテキストが広まるのは楽しいですね。(^_^)

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2011年5月12日

「優しく, 美しく, 気高い数学書」 この記事(2011年5月12日08:13)を含む「はてなブックマーク」    

数学書房さんから出版される『この数学書がおもしろい 増補新版』という書籍に文章を書きましたのでアナウンスします。

この本は「約50名の執筆者が数学書について自由に書く」というもので、 数学に興味を持っている方なら、どなたにも参考になると思います。 編集部によれば、出版は近日中ということですが、正確な日付はまだわからないそうです。

各執筆者は一人およそ4ページずつ書きます。 結城は「優しく, 美しく, 気高い数学書」というタイトルで書きました(このタイトル…なにこれすごい)。

以上、簡単ですがご紹介でした。よろしくお願いします。

『この数学書がおもしろい 増補新版』
数学書房編集部編
ISBN 978-4-903342-64-1

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