結城浩
1999年4月8日
(以下はふと思ったことであり、
特定の誰かについて述べているのではありません。
私の家庭のことでもありません)
夫婦のトラブルは何から起きるかということをふと考えた。
深刻なトラブルの大半はコミュニケーション不足からおきるのではないだろうか。
話し合いをしていて口喧嘩になるのは深刻なトラブルではないように思う。
たとえ二人の間で衝突が起こったとしても、
互いに思っていることが伝わっている間は本当に深刻なトラブルではないのではないか。
コミュニケーション不足の原因は何だろう。
(1) [不信]
過去のできごとが原因で夫/妻が信頼できない。
相手が嘘ばかり言っていたら、話を聞きたくなくなるだろう。
(2) [罪の隠蔽]
自分のやったことがいけないことなので、
それを夫/妻に言えず、つい全体的に話しづらくなってしまう。
この話しづらさは、ちょっとしたことをきっかけとして怒りに結びついたりする。
(3) [恐れ]
夫/妻に限らず、人というものを全体的に恐れてしまう。
人の顔を恐れてしまう。
自分の言葉を相手の前にそっと置いたときに、
それをふみつぶされるのではないか、と恐くなってしまい、何も言えない。
(4) [我を張る/我を守る]
自分の「我」や自分の気持ちを守ることが最優先課題なので、
人の話を聞けない。その結果、相手と会話ができない。
これは時に虚偽に結びつく。
自分の気持ちを守ることが最優先なので、簡単に事実を曲げてしまう。
これらは、夫婦関係に限らず、一般的な人間関係、
さらには神さまとの関係にもそのまま当てはまるのかもしれない。
やはりいつも、こまめに神さまに罪を告白し、十字架のゆえに人を赦す宣言をし、
信仰を強めていただき、自我を砕いていただくのが大切なのだろうと思う。
「神との関係の修復」と「他の人との関係の修復」というのは
非常に深い関係にあるのではないかと思う。
イエスキリストの御名の権威を信じ、神さまに自分の罪を告白すれば、
ゆるされ、きよめられるから感謝なことである。
相手の罪をゆるし、自分の罪を告白し、主の御名の力を信じ、
自分の自我ではなくイエスさまを中心にすえることが本当に大切だ。